乳首イキするほど胸を開発されてしまった元カレと再会、久しぶりのしつこい愛撫に身も心もとろける私 (ページ 2)

「次のアポイントまで時間開いてんの」

空いた時間にサクッとするみたいな表現がムカつく。

でも、疼く体は正直だ。

「なあ、行こうぜ」

耳に吐息混じりに囁かれたものだから、腰に鋭い電気が走る。

心は拒絶しているのに、体は確実にコウタを求めている。

私は屈辱を感じながらも、静かに頷くしかなかった。

◇◆◇◆

駅前のラブホテルの1室に入るなり、コウタはユエを背後から強く抱き締めた。

強引に顎を取られ、噛みつくような口づけをされる。

それだけでたまらない快感がユエの背中を走り抜けた。

「んっ…ぁん…」

「ユエはキスでも感じやすいもんなあ」

口腔内でしつこく追い回された舌は容易く絡めとられ、的確に気持ちいいところを責めてくる。

呼吸が苦しくて空気を取り込もうと顔を反らすと、途端に腰を強く抱き込まれ、さらに深く口づけられる。

「んんぅ…っ」

苦しくて離れたいのに、力強い腕に捕らわれたままビクともしない。

その間も、歯列をなぞり、口蓋を突かれ、舌先を吸われる。

この強引すぎる愛撫が、私を翻弄し続ける。

遂に腰が砕け、膝から崩れ落ちそうになると、すばやくコウタは支えてきてくれて、喉で笑った。

「さあ、本番といこうか」

膝裏と背中に腕を回され、体が浮き上がる。

抱き上げられた私はなんの抵抗もすることなく、コウタの首に腕を回した。

あんなにも強引にキスしてきたのに、ベッドに寝かされるときはとても優しい。

それは昔と何ら変わりなかったことに、私の心が少しだけキュンと切なく痛んだ。

しかし、そんなときめきなんて、すぐ消し去られてしまった。

ブラごと服をたくし上げられ、容赦なくさらされ乳房に、思わず隠すように腕をクロスさせた。

途端に不機嫌そうに口を尖らせるコウタをにらみつけるが、コウタはニヤリと笑い、覆いかぶさってきた。

耳に舌を這わせてきて、ユエの体は大きく跳ねた。

「やぁっ…あっあっ…だめぇ」

ざらりとした舌の感触が、敏感な耳を執拗に責め立ててくる。

思わず手で制止しようとすると、それを待っていたかのようにコウタの手がユエの胸を掴んだ。

「あぁあぁ…っ…んあっ」

「あれ?俺とつき合っていた頃より大きくなってねぇ?」

大きさを確かめるようにグニグニと無造作に揉んでくる手が、時折乳首に擦れ、歯がゆい刺激がユエを襲う。

コウタは見た目は軽そうな男で、セックスも一方的なものだと思っていたのだが、とにかく時間をかけて愛撫をするのだ。

コウタと別れて以降、いろんな男性と夜を共にしたユエだったが、とにかく自分の快楽を最優先する男性ばかりで、愛撫も早々に挿入されることばかりだったので、この懐かしい感覚に自然と気分が高揚する。

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