夜景が一望できるガラス張りの院長室で年下の鬼畜新人ドクターに襲われる (ページ 9)
「あっ!あぁ!やっ!」
「っ…!こんな橘さんの姿…誰かに見られていたらどうします?」
胸を鷲づかみにされ、形を変えるように揉まれる。
グチュグチュと音を響かせぶつかる体。
目の前の夜景が涙で歪み、気付けば口から漏れるのは快感に溺れる声と荒い息だけになっていた。
「いやらしいですね。こんなに押し付けてきて。」
「あ、あぁ!んっ!あ!」
まるで何度も抱き合ったかのように、私の敏感な部分を全て知ってる彼。
嫌なのに感じてしまう私は、おかしいのだろうか。
繰り返し与えられる快感に、絶頂が近づくのを感じる。
「や!だ、だめ!もうっっ!」
「イキたいですか?」
突然、ポイントを外し動き始めた彼。
もどかしい快感に、私の中がキュンと動いた。
「あっ…。」
後ろから耳を甘噛みされ、ピクッと体が跳ねる。
「…橘さん。さっき教えた名前、呼んでください。」
「っ!?」
突然の言葉に、固まる私。
な、名前って…。
…言えるわけない。
院長の息子で、しかもドクターを呼び捨てなんて、そんなのっ…。
「早くしないと、警備員さん来ちゃうかもしれませんよ?」
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