いとことの恋の成就のために無理やりセックスに持ち込んだところ… (ページ 4)

「でもその前に……充君のおちんちん、気持よくしてあげるね」

　ベルトを外しチャックを下ろすと、そそり立った充君のおちんちんが姿を現した。

　初めて見る男の人のそれにふと息を飲んだけれど、ここまできて後戻りができるはずもない。

「あぁっ、んっ…」

　むせ返るような男臭さが鼻から抜けていくのを感じながらも、私は充君のおちんちんを口に含んだ。

「なっ、お、おいっ…！　雫！？　ばか…んなこと、すんなよ…！」

「わ、私はもう、子供なんかじゃないんだから…充君を気持ちよくしてあげる方法くらい、知ってるんだよ…！」

　今までフェラなんてしたことはなくって、女性向けのＡＶだけを頼りにしているから正直不安だけど──おちんちんの尖端を咥え右手で根本を擦る。

　舌先で亀頭をちょろちょろと刺激してあげると、充君は鼻にかかった吐息を漏らしているようだ。

「んっ、っぁっ……ふ、ん、っ…っは、っ、ぁん…」

　充君の全てが欲しくて私は自棄になっていた。

　女であることを最大限に利用してでも、彼が欲しい。

「ゃっ、ちょっ…もっ、出る…！　雫、離せよ…！」

　頭を撫でるように充君の男らしい大きな手のひらが私に触れる。

　焦り、短く吐息を漏らしているが腰を引こうともせずにいる様子は、精を放ちたがっているようにも見えた。

　全部出して欲しい。私の中に充君の全てを注いで欲しい。

「っ…ぁっ、ね、充君……」

「くっ…も、もぅ、よせよ…雫…！」

「いやよ。充君だって、めいっぱい濡れてる私のココに、おちんちんを入れたいくせに」

　私は彼のおちんちんの根本を右手で押さえ込みながら、亀頭から口を離した。

　唇にねっとりと絡み付く先走りを舌先で舐めとる。

　初めて味わう男性の味に脳が麻痺し、もっともっとと貪欲になってしまいそうだ。

「でも、私のことを好きって言ってくれないと…入れさせてあげないんだから」

「っ…なん、だよ……雫は、俺にとって、ただのいとこだった、のにぃ…！」

「でも、イキたいんでしょ？　充君のおちんちん、すごい大きくなってるよ？」

　再度ソレを口に含み刺激をした。

　充君はうろたえながらも抵抗はせず、フェラを受け続けるんだ。

「ぁっ、く…んんっ……ゃぁ、っも…ああっ、あっあああっーー」

　そして大きく体を震わせたかと思うと亀頭が広がり、瞬く間に濃い匂いを放つ白濁色の液体が口内に注がれた。

　奥に放たれた大量の精液に咳き込み、口元から溢れてしまう。

「信じらんない…充君、勝手にイっちゃダメだよ」

　喉まで熱い精液が伝い、興奮しきった身体の熱がより高まる思いだった。

「充君、動かないでね？」

　私は椅子に座る充君の上に跨り、自分の手で彼のおちんちんを支え秘部に押し当てた。

　あとはゆっくりと腰を下ろし、少しずつこの身体にそれを馴染ませていく。