二人の時間を邪魔された彼が、私の中にローターを仕込んで (ページ 2)

「ご、めんね。2時間位で終わると思うんだけど…。」

「1時間」

「…うーん。わっっ」

やり終えるまでの時間の算段をしていると、突然片足を抱えられて椅子の上に乗せられた。

両手はマグカップで塞がれていたので、バランスを崩した体は慧くんの腕に支えられ、なんとか転ばずにいれた。

下着のサイドの紐が引っ張られ、ただの布切れとなった私の腰に頼りなさげにぶら下がる。

何をされるのだろうという少しの不安と淡い期待で胸が高鳴る。

慧くんが屈んでから、私の目を射抜くように下から見つめた。

そのまま露わになった疼き始めた所へゆっくりと顔を寄せる。

マグカップ越しに見える慧くんの挑発的な目が熱をはらんでいて、じわりと熱くさせる。

「あっはっあぁっ」

まだ準備の整ってない突起を熱い舌が荒っぽくこねる。

慧くんの唾液がぬるぬると滑りを良くして、刺激するたびに水音がいやらしく響く。

体中に広がる堪らない快感に腰が揺れ、カップから躍り出たコーヒーが私の指を染めた。

「…ちゃんとマグカップ持ってないと、パソコン駄目になるよ。」

意地悪く響く声と、熱くなってる所にかかる吐息で一気に快感を駆け昇りたくなる。

「ちゃんと1時間で仕上げて」

「んっ、はぁっ、わ…かった…っ」

「じゃあ、これ保険」

保険?とぼうっとした頭で考えてると、冷たい何かが中へと侵入してきた。

「なっ、なにっやっ」

椅子にあげられた足を動かないように抑えてから、ぐっと更に深くそれを入れられ、異物感で混乱する。

「ちゃんと1時間でやってね。これは没収」

慧くんはそう言うと、私の腰に引っ掛かっていた紐の下着を取り上げ、片方の口角だけを上げて笑った。

「な、何、入れた…の…?中、何か…んああっああぁあ」

中で異物が振動して、体中をブゥンという機械音が支配する。

慧くんが中に指を入れて、振動するそれを私の良いところへ導く。

「あっうあっあっああっ」

良いところを擦るように、それを動かされて、腰が淫らにうごめいた。

「保険。…ちゃんと終らせないと入れっぱなしになるよ。」

「やっああっイッちゃうっやあっ」

強制的に高みに昇らされる感覚に頭が一気に真っ白になっていく。

マグカップが揺れコーヒーが、ぱちゃっと音を立てて溢れた。

あともう少し…という所で、それは呆気なく振動を止めた。

「続き、して欲しかったら早く終わらせて。」

慧くんは私からマグカップを取り上げ、快感を求め揺れる腰を抑えて、無理やり椅子に座らせた。

そして、私のワンピースのポケットに玩具から伸びたダイヤルがついたリモコンを放り込んだ。

慧くんが部屋から出ていったので、恐る恐るポケットからピンク色のリモコンを取り出した。

それからは、白いコードが繋がっていて捲くられた私の秘部まで続いていた。

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