声を聞くだけでカラダが反応するから…イメージで繋がるテレフォンセックス (ページ 9)

「うんっ…」

『イくとこ、ちゃんと見せてね』

体中の感覚が、アソコに集中する。

もう何も、考えられなくなる。

『エッチな恵、かわいいっ…大好き』

そう言われた、次の瞬間に、達してしまった。

ちゃんと見せてって、言ってくれたから、両脚を大きく広げて。

そして、私も大好きって、思いながら。

『イっちゃった?』

「……はい」

ぼうっとする意識で答える。

引き抜いた指先が、ひんやりとした空気に触れる。

『初めての感想は?』

「感想、ですか?」

『教えて?』

「二人で、してるみたいで…」

そこでふと、気になったことを尋ねた。

「あの…」

『なあに?』

「昌也さんも、イったの?」

少しの沈黙。

やがて、「恵ってば、それを聞くかあ」と、意味深な言葉が返ってきた。

『じゃあお願いしていい?』

「え?」

『次は、恵が俺をイかせて』

また、電話越しに昌也さんを待たせてしまう。

「………い、今から…ですか?」

『勿論』

「でも、私……今日が、初めだし」

『大丈夫。恵の声だけで、俺のムスコはすぐに元気になっちゃうから』

昌也さんの声は、媚薬だ。

その声が告げるエッチなことを、拒むことなんて出来ない。

「はい」と言って、電話越しに、頷いた。

「教えて…昌也さんも、イく方法」

『いいよ。全部、教えてあげる』

また、体が熱くなり始めていた。

-FIN-

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