落ちこぼれの烙印を押された生徒を変えようと奮起した筈なのに…二人きりの教室に響く悦音 (ページ 2)

「…先生、…せんせー、真由先生!」

「は、はいっ!」

「何読みふけってんの?先生好きなの?官能小説。」

「いえ、そ、そんなことは…ですが、思わず引き込まれて読んでしまいました。」

「…じゃあさ、そこの教壇に立って読みなよ。」

にやりと笑みを浮かべた橘に嫌な予感がしたが、有無を言わさず腕を掴まれ教壇に立たされた。

橘はぱらぱらと原稿をめくり、ここからと指を指してきた。

「『真由が教壇に立つと彼は好きだよと言って後ろから抱きしめ、真由のカーディガンを脱がせた。』た、橘くん、この話、何で真由なんですかっ?」

「それ真由先生がモデルなの。それに真由なんてどこにでもいるでしょ?」

真由に密着して立っている橘が続けてと促してくる。

「『可愛い、真由先生。…したい、と囁かれ首にキスされれば抵抗などできない。』えっ、えっ、橘くん…。」

橘が真由を抱き締め、カーディガンのボタンを外した。

「『私、…バ、バージンなの。一瞬彼は驚いた顔をしたが、嬉しい。優しくするよと言ってワンピースを脱がせた。』や、やめてください。」

「『黒のワンピースなんか着て大人ぶってるつもり?真由先生の綺麗な脚がちらちら見えて授業に集中できなかったよ。』…雰囲気出ていいでしょ?脚が綺麗な真由先生…。」

橘は真由の耳元で囁きながらカーディガンを脱がせると閉じた腿の間に膝を入れ、真由の足を開かせた。

逃がすまいと腰が引き寄せられると真由のお尻に固いものがあたった。

続けて、と橘は静かに告げた。

「あっ…橘くん。『彼はたまらず真由の太ももやショーツを撫でる。とたんに甘いため息を漏らす真由が愛おしい。』」

くすっと笑いながら橘が真由の束ねた髪を横に流し、ワンピースのファスナーを下ろしていく。

橘の動き1つ1つに過敏に反応する自分に真由は戸惑っていた。

ワンピースをするりと下ろすと橘は真由の顎を強引につかんで原稿に向けた。

「橘くん!…『太ももまでショーツをおろし、彼は真由の白い肌を掻き分けて甘い蜜をすくった。』あっ、ダメ!」

橘は真由のワンピースのスカート部分をたくしあげるとしゃがみこみ、ショーツを太ももまで下ろした。

「『真由の中を確かめるように指を挿入するときゅっと締めつけてくる。』…いい眺め。真由先生の下着、糸引いてるよ。小説読んで感じちゃった?」

「『ああっ…。』」

橘は真由の割れ目に指を這わせた。

羞恥に震えながらも橘との背徳的な行為に真由から自然と台詞ともつかない声が漏れた。

思わずダメと言ってしまうほど真由は高ぶり濡れていた。

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