友達の弟からのまさかの告白!「男の人として意識したことがない」って言っちゃったらドSに豹変……! (ページ 2)

「あは、ははは……じゃ、じゃあお姉ちゃんは帰るね! アキ、ちゃんとサヤのこと送って行ってねー!」

 彼女はそそくさと退場したけれど、気まずい雰囲気が一瞬、降りる。

「……車で送るから、サヤさんちょっと待ってて?」

「……う、うん」

 私はどぎまぎしながら頷いた。

  *

「乗って」

 私はアキ君のご厚意に甘えて彼の車に乗る。

 助手席に乗ると……彼との距離の近さに緊張した。

「……あのさ、姉さんが先に言っちゃったけれど、その……」

 アキ君が私の手を取ると、真剣なまなざしで見つめてきた。

「俺と付き合ってください……。う、浮気とか絶対しないし、大事にするから!」

 ぎゅっと握られる力強さと……。

 余裕のない真剣さが可愛くてつい頬が緩んでしまう。

 アキ君は顔立ちが彼女に似て可愛いから、なんだか子犬みたい。

「ひょっとして、バカにされてる?」

「違うよ! ただ、その、可愛くて……アキ君のこと、そういう風に意識したことないし……。で、でも嬉しいよ?」

「へぇ……男として見たことないってことね」

 アキ君の表情がすっと曇る。

 そして

 ぐいっと引き寄せられ、軽く唇が触れあった。

「じゃあさ、こういうことすれば、俺のこと意識してくれる?」

「ちょっと、待っ……!」

 私の返事も待たず、アキ君は私の唇を塞ぐ。

 柔らかいその感触に熱が上がり、心臓が飛び出しそう。

 押しのけようとしたけれど、その胸板は思ったよりも厚く、びくともしない。

「ここ、人通りもないから、誰も助けてくれないよ? もっとちゃんと抵抗しないと、続けちゃうからね……」

 アキ君は助手席に移動して座席を倒し、私を組み敷く。

 私を見下ろす瞳は、告白してきたときの子犬のような可愛い眼じゃない。

 まるで獲物を前にした、飢えた獣みたいだった。

 ――アキ君って……こんな顔するんだ……。

 危機感を覚えないといけない状況だってわかっている。

 けれど、私は見た事もないアキ君の表情にぞくぞくとするものを感じていた。

「んっ……ふぁ……」

 アキ君が再びキスをしかける。

 今度はぬるりと舌が口内をまさぐり、ちゅっと吸われた。

 息を吸うのももどかしくなるような激しいキス……同時にふくの上からむにっと胸を掴まれる。

「襲われているのに喜んでるね。サヤさんの身体」

 アキ君は服の上から私の乳首をきゅうっと摘まむとにやりと笑った。

「そんなこと……!」

「あるよ。証拠に、ここも触って欲しそうに、さっきから膝を擦り合わせてる。サヤさんってけっこうMなんだ?」

「そ、そんなの知らな……!」

「知らないんだ? じゃあ、俺がサヤさんが気持ち良くなれるところ、開発してあげる」

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