愛し合っている最中に取引先から電話がかかってきて!?イタズラ彼氏に嵌められる (ページ 3)

仕方なく携帯を耳に当てる玲子を、達也はいじわるな目で見降ろしていた。

冷静を務めて電話に出ると、相手は挨拶もそこそこに勢いよく話し始める。

『夜分申し訳ありません。実は、明日のアポイントの件でお願いがありまして。』

玲子が相槌を打とうとしたタイミングを見計らったように、達也の手が玲子の乳首をつまみ上げる。

「んっ・・・」

思わず息を詰まらせた玲子をにやにやと達也が見下ろす。

『もしもし?大丈夫ですか?』

「は、はい。ごめんなさい」

なんとか返事をしながら、玲子は達也を睨みつけるが、達也は気にするそぶりもない。

そのまま玲子の乳首を弄び、もう一方の手は足の付け根をまさぐりはじめる。

声を殺して、玲子は達也から体を離そうとするが、達也の腕がそれを許さない。

『明日、どうしても外せないミーティングが入ってしまいまして。お伺いするお時間を遅くしていただくわけにはいかないでしょうか』

達也の指から送られる快感は止まらない。

電話口の相手に自分の吐息が届かないように、玲子は必死でこらえていた。

『もしもし?聞こえてますか?』

「はい・・・わかりました・・っ。」

口を開くと同時に、達也は下着の中に手を滑り込ませ、わざと音を立てるように熱くなった部分をかき混ぜる。

「くっ・・・」

息を殺しながら、静かな部屋に響く水音が受話器に届くのではないかと玲子は気が気ではなかった。

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