初めて訪れる彼氏の家♡くつろいでいると、ベッドの隅に何かを見つけて…
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初めて訪れる彼氏の家♡くつろいでいると、ベッドの隅に何かを見つけて… (ページ 1)
「おぉー意外と綺麗にしてる!」
「意外とってなんだよ(笑)」
私と悠真が知り合ったのは社会人ゲームサークルだ。
ゲームや漫画好きの私は友人の勧めでゲームサークルに入った。
そこで同じくゲームや漫画好きの悠真と知り合い、私たちは意気投合し付き合うこととなった。
今日は悠真が新発売のゲームを購入したとのことで、初めて悠真の家に遊びに来ている。
オンラインでも出来るゲームだが、せっかくなら同じ空間でしたいよね、ということになり家に招いてもらった。
「美月、そこらへん座って適当にくつろいでて。俺、飲み物持ってくるから」
「分かった」
私はテーブルの前に、ベッドを背もたれにして座る。
すると、ベッドの端っこに何かが置いてあるのが目に入った。
「なにこれ?」
それは黒い布生地で、軽く広げてみるとどうやらアイマスクのようだ。
「アイマスク…?」
「あぁ、それ寝るときにたまにつけてるんだよ。なんかどうしても真っ暗じゃないと寝れない時とかあってさ」
ジュースの入ったグラスを持ってきながら、悠真はアイマスクの説明をしてくれた。
「あぁなるほどね!私、アイマスクって着ける機会なかったからなんなのかと思っちゃった」
「着けると意外とリラックスできて、スムーズに寝つけたりするんだよ」
「へぇー、ちょっとつけてみてもいい?」
「どうぞー。ゲームする前に寝るなよ?」
「寝ないわよ(笑)」
私は悠真のアイマスクを持ち、ベッドへと登る。
そして仰向けに寝ころんだ後、そのアイマスクを目元につけてみた。
視界は真っ暗になり、何も見えなくなる。
「あぁ~確かにこれはリラックスできるかも…。アイマスクってこんなに落ち着けるんだね」
「だろ?」
真っ暗な視界に、私はついウトウトとしてしまう。
すると、私の寝ている横あたりにギシッ…と人の来る気配がした。
「悠真?私の横にいるの?」
悠真は何も返事をしない。
そして、今度は私の胸辺りでサワサワと何かが動き出した。
「もー!悠真!ふざけてるんでしょー!」
私は座りなおしてアイマスクを取ろうとすると「ダメ」と言い、悠真の手がそれを阻止した。
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