旦那に不倫されたから、不倫しかえして開花しちゃいました!

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旦那に不倫されたから、不倫しかえして開花しちゃいました! (ページ 1)

会社の飲み会でのこと。

由紀子はいつにもなくハイスペースでお酒を飲んでいました。

「ちょっと、大丈夫?ペース早くない?」

「飲まなきゃやってらんないわよ」

「どした?由紀子どした?」

後輩の癖に呼び捨てでタメ語な誠二はいつもおちゃらけていました。

「男ってさ、みーんな浮気するの?」

「うわ!ガチなやつきた!ってことは由紀子の旦那もやらかした訳か!」

「うっさいわね。そうよ、見ちゃったのよ」

「あー、それでやけ酒。染みるわー」

「うっさい。だから、どーなの?」

「ああ、俺?俺セフレ2人いるよ」

「わーわーわーあんたに聞いた私が馬鹿だったのね」

「まあまあ姉さん、今日はとことん付き合いますわ」

「許さなきゃいけないのに許せれないからずっとモヤモヤしてるし、どうすればいいのか分かんなくて」

「だったらやり返せばいいんじゃん?」

「?私も浮気し返すってこと?」

「そうそう、倍返し的な?」

「あんたみたくお気楽になりたいわ、私」

由紀子はストレス発散するかのようにお酒が進みました。

帰り際。

「だーれー?由紀子にこんなにお酒飲ませたやつ!!責任持って連れて帰れーー!」

「あ、俺っす!俺が飲ませました!」

「誠二か、何やってんの!ま、後頼んだよ!」

「は~い、由紀子、歩ける?」

「んー、ちょっと座る」

「じゃ、水買ってくるから待ってて」
誠二は由紀子を介抱します。

「…ねぇ、さっきあんた、仕返しすればいいって言ったよね?」

「うん、それで気が済むならその方が良くね?」

「うん、なんか仕返しすると、旦那と同じ立場になるもんね?」

「そうそう!オールはっぴー!だよ」

「…誠二、抱いてよ」

「え?!俺?!由紀子正気?!俺だよ?!」

(ぶっちゃけ由紀子タイプだし、俺的にはラッキーだけど、いいのかな?)

「うん、あんたがいい。全部知ってるあんただから」

「…じゃあ、(ホテル)行こうか」

2人はタクシーに乗ってホテルへ移動しました。
 

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