今をときめく人気俳優にご奉仕されてあまりの気持ち良さに潮吹きしてしまう私
キャラクター設定
登場人物をお好きな名前に変更できます。
milkyに掲載の小説は当サイトが契約した作家によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。
今をときめく人気俳優にご奉仕されてあまりの気持ち良さに潮吹きしてしまう私 (ページ 1)
スクリーンの中で爆炎があがる。白くなるスクリーンに緊張が高まる。
次の瞬間、弾丸がこちらに向かって放たれた。発射したのは腕の立つガンマンの主人公。
その主人公を演じているのが環という新進気鋭の役者で最近はどこを見ても環だった。映画、ドラマ、広告、雑誌など。
環は心に影がある人物を演じるのが得意で、オファーも決まってそういった役だ。
(確かに言われてみれば、この子自体に暗い部分があるように感じるわ)
今回、インタビューを受け持った高橋はそう彼を評価した。影があり、儚さも感じる環を世の女性は放っておかないだろう。
今日のインタビューは1対1で他に誰もいない。インタビュー場所はオフィスの一室。
「では、芸能界に入って苦労なさったことは何ですか?」
「そうですね。皆からの期待のために維持をしなければならないことです」
「維持ですか?」
具体的なことは言っていない。言ったのだから深堀りしても大丈夫だろう。
「何を維持なさるんですか?」
環はふっと笑う。翳りがある彼特有の笑い方だ。
この笑みで世の女性たちを虜にしてきた。現に高橋も胸がドキとした。
「ここからはオフレコでお願いできますか?」
「内容次第ですが」
環曰く、女性関係。特に愛のないセックスを維持しないと、今の影のある性格が生まれないらしい。
「女性は風俗であったり、ファンであったりします」
環はファンと関係を持っている。一大スクープである。
だが、オフレコだと言われてしまったので、これは記事にはできない。
高橋は記事は諦めたが、あることをピンと閃いた。情報を追い求める者としての血が騒ぎ、せっかくの機会だと言っている。
「あの、私も抱いてもらうことは可能ですか?」
「今日は禁止令が出ていて、いれることはできませんが、それまでなら」
さらりと答える。そして、続ける。
「ここ、何のためにカーペット敷いてあるかって、セックスしても背中が痛くならないようになんですよ」
彼は同じ事務所の子ともここで交わるらしい。誰を抱いたか、詳しく聞きたかった。
コメント (0)