年下の元カレが泊まりに来てお風呂場のおもちゃが見つかってしまった私

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年下の元カレが泊まりに来てお風呂場のおもちゃが見つかってしまった私 (ページ 1)

 ピンポーン。玄関のチャイムが鳴る。

 扉を開けたら、大樹がいた。大樹とはもう一年以上前に別れたはずなのに度々私を訪れる。

「何」

 冷たい声で対応すると、大樹は甘えた声で私に縋りついてきた。

「追い出されちゃったー!」

 今度は20歳年上の女性の元へ居候していたらしい。ちなみに、大樹は私より3歳年下である。

 いつも女をころころと変えてはその人に依存して、ヒモ同然の生活を送るしょうもない人間である。

 何故、そんな生活が成り立つのかは彼の愛嬌である。愛嬌だけで乗り越えてきたのだ。

 今日も私の部屋に来て、泣きついてきて宿の要求をする。彼は追い出されるといつも私のところに来た。

 自分が断り切れないのも、大樹がここに来る原因なのだが、そこは目を瞑る。

「今日は寒いからなあ。あったかい風呂に入りたいな」

「分かったわよ、入りなさいよ。一番風呂を!」

 私はやけくそになって大樹を風呂場に押し込んだ。

 ぱんぱんと手を叩いていたら、ある存在を忘れていた。私は小さな叫び声を上げて、風呂場へ駆け込む。

 しかし、もう既に遅かった。大樹の手には、ピンクの、バイブ。

「へえ、紗季も溜まってるんだ」

 ニヤニヤと笑いながらこちらを見る。私は「返して」と素早く大樹に近寄るが、床が濡れていたので、滑って倒れた。

 その上に大樹が乗ってくる。普段のような愛嬌のある笑顔ではなく、悪魔のような笑顔をこちらへ向けている。

「これでキモチよくなっているところ俺に見せろよ」

「嫌ヨ」

 いきなりワイドパンツをぐいっと引っ張られてたくし上げられ、脚の付け根にそのピンクのおもちゃが当てられた。

「ちょっと、ぁっ。」

 上下に動かす。私は不意の刺激にびくびくと反応してしまう。

 でも、それはすぐに止んだ。

 大樹はバイブをじっくりと見ながら、笑顔を浮かべている。

「俺、これでお前が気持ちよくなっているところ見たいよ」

「だったら、すればいいでしょ!」

 私は半ば諦めのような声を出した。別れてからも、大樹とは何回もセックスをしているため、別に今更だった。

「いや、お前だけでしろよ」

 ん、と私にバイブを差し出す大樹。私は渋々、受け取った。

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