新しく引っ越してきた童貞クンが可愛すぎて、旦那がいない間に何度も…♡
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新しく引っ越してきた童貞クンが可愛すぎて、旦那がいない間に何度も…♡ (ページ 1)
ピンポーン…。
あるマンションの管理人室。そのチャイムが鳴った。
「さて…、今回はどんな子かしら…?」
女はそうつぶやくと、玄関へ向かった。
ゆるっと巻かれた長い髪。少しの無防備さを感じさせる、胸元の開いたワンピース。そこからスラリと伸びる脚は、個々のマンションの住人たち誰をも虜にする。
「はーい…、どちら様?」
美穂は、ドアを開けると、20代前半くらいのフレッシュな若い男が立っていた。
「あ…っ、今日から、3階でお世話になる、新見と申します!今日は、管理人さんにごあいさつで…」
「まっ、まあまあそうだったの?どうぞ、歓迎するわ。さ、入って?」
「あ、はい…、失礼します…」
美穂はにこりと新見に笑いかけると、少し近づいて新見を促す。
新見もまんざらではない様子で、下を向きながら美穂の部屋へと入っていった。
*****
「…でも、若いのにご丁寧にありがとう。…今時、挨拶する人も稀じゃない?」
美穂は、2人分のコーヒーを入れている。
「…そ、そうなんですか?普通、挨拶するものだと…」
「そうね、まだそれを普通と思ってくれている若い子がいただけ、おばさんは満足よ」
コト…と新見の前にコーヒーを置く。新見はペコっと会釈をすると、それを一口、すすった。
美穂は気づいていた。新見が、美穂の胸の谷間にくぎ付けなことを。そして、それを紛らわすかのように、コーヒーをすすったことも。
「…新見くんは、お仕事、なにしてるの?」
「え…、し、仕事、ですか?」
「世間話だと思って?…私、新見くんと…仲良くなりたいの」
「…あ、ああ、そういうことか…、えっと、仕事は、フリーランスの在宅ワークをしてます。なので、ほぼ家にこもりっきりですね」
「あら…、そうなの?」
すると、美穂は伏し目がちにコーヒーをくる、と混ぜると、寂しそうにこう言った。
「…お仕事、楽しい?」
「え、ええ。いろんな人たちのおかげで、仕事も少しずつ増えてきました」
「そう…、やりがいのあることがあって、うらやましいわぁ」
「…浮かない顔ですね。その…管理人さんは」
「美穂でいいわ。…そうね、旦那は仕事にかかりっきりだから、マンションの管理は私だけで…、特にすることもないの。お前は出なくていいって、旦那にも言われていてね」
「そうなんですか?…もしよかったら…、暇なとき、俺の部屋、来ますか?」
「え…」
美穂としては、思ってもいない提案だった。
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