学生時代から付き合い続けた真面目な彼と、初めてのエッチをすることに…

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学生時代から付き合い続けた真面目な彼と、初めてのエッチをすることに… (ページ 1)

「好きです。付き合ってください!」

高校生の時、隣の席だった慎司に告白された。

それまで誰からも告白なんてされたことがないし、彼氏だってもちろんできたことはない。

だから慎司のことはよく知らなかったけど、告白されたことが嬉しくて、私は付き合うことに。

でも、キスはまだしもエッチとか、そういうことをするのは考えただけで怖かった。

ある日、慎司の家で二人きりになった時、私は恐る恐るそのことを伝えた。

慎司は怒らず、私の意志を尊重してくれた。

「わかった。お互い大人になるまで…二十歳になるまで我慢する」

その後、私たちは別々の大学に進学した後も、順調に交際を重ねた。

優しくて真面目で、いつも穏やかな彼のことを、私は少しずつ好きになっていった。

そして今日は、私の二十歳の誕生日。

この日は二人で、温泉旅館に泊まりに来ていた。

温泉に浸かって浴衣に着替えて、部屋で美味しい夕食を食べた後のことだった。

「誕生日おめでとう、彩月」

「わっ、可愛いネックレス!ありがとう慎司!」

自分でつけようとしたけれどうまくいかなくて焦っていると、彼がそっとつけてくれた。

「うん、すごく似合ってる。可愛いよ、彩月」

「慎司…」

熱っぽい彼の目から、視線を逸らせない。

見つめ合ったまま、どちらからともなく、自然とキスをした。

そっと唇が触れあうくらいの、軽いキス。

「彩月…いい?」

低い彼の声が、耳をくすぐる。

私は頷いた。

彼に抱かれたい。

初めてのことだからまだ不安はあったけれど、その気持ちに嘘はなかった。

慎司の大きな手が、私の頬をそっと包む。

「舌、出して」

「んっ…」

言われるままに恐る恐る口を開けると、彼の舌がぬるっと私の中に入ってきた。

舌を絡め取られ、クチュクチュと味わうように舐め尽くされる。

「んっ、ふうっ、んっ…!」

未体験の感覚に、最初は戸惑いもあったけれど、徐々に体が熱くなっていくのを感じた。

お腹の底から、何か熱いものが込み上げてくる。

慎司は私の浴衣の前をはだけさせると、露わになったブラジャーごと、私の胸を揉みしだいた。

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