年上の先生はいじわる整体師!恥ずかしいのに抵抗できない私…。
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年上の先生はいじわる整体師!恥ずかしいのに抵抗できない私…。 (ページ 1)
「せんっせぇっだめっっ!」
「だめじゃないでしょ?こんなに濡らして。腰、治したいんでしょ?」
「せんせぇっはずかしっ…だめっ…!!」
全然手を止めてくれない彼。どうしてこんなことに―――!?
*****
私は昔から腰痛持ちだ。初めて腰が痛くなったのは高校1年の夏。立ち仕事のバイトをしていくうちに気付いたら寝ても覚めても腰が痛い。
周りの勧めもあり、さっそく整体を探してみることにした。とはいえ不安な気持ちが拭いきれなかったので、一番口コミの良いお店を予約することに決めた。
「陸先生っていうんだぁ。ちょっと無愛想って書いてあるけど、行ってみないと分からないよね!これで私の腰が治るなら…!」
*****
「こ、こんにちは~」
人生初の整体に緊張しながらおそるおそるお店のドアを開ける。
「いらっしゃいませ。これに記入してね」
私よりも一回りほど年上であろう整体師さんが問診票を手渡してくる。記入を終えた私は、陸先生だと思われる整体師さんの様子を緊張しながら伺っていた。
「どうぞ」
「よろしくお願いします!」
「陸と申します。今日はどうしたの?」
「えっと…腰が痛くて」
「分かったよ。じゃあうつ伏せになって」
「分かりました!」
言われるがままうつ伏せになる私。どうしよう、口コミに書いてあった通りやっぱり無愛想な人かもしれない…と私の不安な気持ちは最高潮になっていた。
「腰どうしたの?」
不安な私をよそに、陸先生が話しかけてくる。
「分からないんですけど、とにかく痛いんです…」
「そっかそっか。今、彼氏はいるの?」
「いないです。元彼とは、時間が合わなくてあまり会えなくなったので別れちゃって」
「えっ!こんな可愛い子放っておくなんてありえないね」
「いやいや!私も悪い部分あったので!仕方ないですよ~」
思った以上に話が盛り上がり、いつの間にか不安な気持ちも無くなっていた。
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