高校時代に大好きだった先生との思わぬ再会。そして気付けばなぜか彼の家にいて…

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高校時代に大好きだった先生との思わぬ再会。そして気付けばなぜか彼の家にいて… (ページ 1)

「ほんとにいいんだな?」

私の目の前にいる男性はそう言って、私に顔を近づけたのでした。

*****

お気に入りの作家の新作が出ていたので、私は仕事帰りに本屋さんに立ち寄りました。

そこで本屋さんの中を見て回っていて、偶然出会ったのが高校時代の担任の先生だった秋人先生でした。

「コハル、久しぶりだな」

そう言って、目元をくしゃりとさせて笑った秋人先生は、昔と変わらず素敵でした。

その後、私たちはせっかくだからとレストランで夕食を食べたのでした。

私の高校卒業式の日の秋人先生への告白話を、実は嬉しかったと彼が言ってくれたところまでは覚えているのですが…

*****

「コハル、着いたよ? そろそろ起きれる?」

そっと肩を揺さぶられて、私が目を覚ましたのはタクシーの中でした。

ハッとして窓から外を見ても知らない景色。

私が思わず秋人先生の方を見たら、

「コハルの家知らないし、酔っぱらった女の子をそのままにして帰られないだろ?」

そうして、少しバツの悪そうな顔をしてお金をタクシーの運転手さんに渡しながら、秋人先生は言いました。

私はどうやら気づかぬうちに酔っぱらってレストランで寝てしまったようで、秋人先生がしぶしぶ自身の家に連れて帰ってくれたようなのでした。

「ほら、先にお風呂入って」

部屋に入ると秋人先生は私にタオルと、スウェットらしきものを渡して、私をお風呂へと追い立てます。

あまりの突然な展開に酔いがすっかり冷めた私は

「ありがとうございます」

とポツリと呟いて言われるがままにお風呂へと行きました。

心ここにあらず、と言った状態で身体を洗い湯舟に浸かり、お風呂から上がると、

「コハルは先に寝てていいからな」

彼はそう言って、ベットを指さすと、お風呂に入りました。

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