お泊りデートは特別だから。大胆になれちゃうあまあまな夜 (ページ 3)
桃は普段は別々に暮らしていて、ほとんど見ることのない慶太の風呂あがりのその姿にドキドキしていた。
(わー…なんか雰囲気違う///)
「どしたの、黙っちゃって。」
「な、なんでもないよ!髪の毛乾かさないと風邪ひくよっ」
「はーい。」
慣れた様子でドライヤーで髪の毛を乾かす様子を桃はベッドに寝転がりながらじーっと見つめる。
乾かし終わった慶太はスタスタと洗面所へ向かい歯磨きを始めた。
桃も慌てて慶太について行き二人で歯を磨く。
鏡の前で並んで歯を磨く様子になぜだか嬉しくなりにやにやしてしまう桃。
「なんでにやにやしてんの?」
「んー、同棲してるみたいって思って///」
「こんなんで嬉しいのか」
そう言って、慶太もふっと笑った。
コメント (0)