「なんですぐ抱かれるの。誰でもいいの?」モデルになった同級生と再会したら―

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「なんですぐ抱かれるの。誰でもいいの?」モデルになった同級生と再会したら― (ページ 1)

「今は皆の透だもんね、彼女もたくさんいるんでしょ?」

私は少し透を皮肉ったつもりだった。

「じゃあ、唯は俺の彼女になる?」

そう言って、透は私にキスをした。

透とは中学の同級生で仲良しだったが、卒業してからは透が都会の違う高校に行って、疎遠になってしまった。

大学に入って、友達から透が雑誌の専属モデルになったという噂を聞いた。

私はすぐにその雑誌をコンビニへ買いに行った。

雑誌の透は前より背が高くて、男の子から男性に変わっていた。

その時から私は透の出ている雑誌を買っている。

「んっ」

甘い甘いキスをした。

長い長いキスをした。

体が痺れる。

「シテもいい?」

「……うん」

もう遊びでも何でもいい。

透に抱かれたいと私は思った。

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