年下の男の子に片足を調理台に抱え上げられた状態でクンニをされて…大人の男を感じる時 (ページ 2)

「ちょっと分厚くない?」

「大丈夫」

「火通らないんじゃない?」

「人参は生でも食べれるから」

「うそだ」

「ほんとだって」

「じゃあ奈々さん食べてみて」

「……!っ…」

厚切りスライスの人参を差し出して、智くんは私の口元に押し付ける。

正直に言うと生の人参は私も苦手。

しっかり火を通してあるなら食べれるんだけど。

「ほら、あーんして」

「…うっ……」

思わず口を結んだ私を見て智くんはニヤリと口端を緩めた。

「食べないの?ほらやっぱ生は食べれないんだ」

「た、食べれるわよ」

「じゃ、食べて」

クスクス笑って意地悪な笑みを向ける。

私は仕方なく口を開けた。

「どう?おいしい?」

「お……おいしいわよっ」

「うそ?ほんとに?」

「ほんと、おいしいっ」

ポリポリと苦手な生の人参を口の中で噛み砕く。

そんな私の顔を智くんは間近で覗き込む。

「そんなにおいしい?」

「めちゃくちゃおいしいっ智くんも食べてみなよ」

仕返しだと思って私も手元にあった厚切りの人参を指で摘む。

「それいらない。こっち食べる」

「…っ……」

智くんの手がいきなり私の後頭部に回って引き寄せられる。

そして強引に顔を仰がされた。

急に塞がれた唇。

その中に智くんの熱い舌が入ってくる。

噛み砕いた人参の欠片を掬うと、智くんの唇が私から離れていった。

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