人が横で寝ている状況で、声を我慢しながら彼氏に最後までされてしまった (ページ 2)

「ん、ん……」

「乳首、固くなってきた」

耳元で囁くタクマに文句をつけたくとも、今口を開けたら喘ぎ声を上げてしまいそうでできない。

そうしていくうちにタクマの手の動きは速くなり、私も気持ちよくなってしまう。

そのことに気づいたのか、タクマは片手を私のショーツの中に入れてきた。

(あ、そこは……!)

タクマの指は真っ直ぐ奥へと進んでいき、私のあそこを優しくなでる。

くちゅり、と胸の愛撫によって濡れたそこは恥ずかしい水音を立てたのだ。

「んんっ」

私は声がでないように手で口を抑える。

タクマはそんなこと気づかぬふりをして、胸とあそこに愛撫を続けた。

胸を揉んで乳輪をこすり乳首をひっかき、あそこを優しくいじめながら、指を一本挿入する。

「あっ……」

思わず声が漏れ、私は慌てて口を塞いだ。

後ろからタクマの笑う声がして、なんだかいやらしいと言われているような気分になる。

そして、タクマの愛撫はどんどん私を追い詰めていく。

(や、止めて……声が出ちゃう……!)

抵抗したいのにそれができなくて、私は快感に翻弄されるばかりだ。

ふと、お姉さんの方を見ればよく眠っていて気づいている様子がない。

けれど、私が声を上げればすぐにバレてしまうかもしれない。

それだけはどうしても避けたくて、私は必死に声を我慢した。

でも私のあそこに入り込むタクマの指が二本、三本と増えていくとそれも難しくなってしまう。

「ん、んんっ、ん~!」

あともうちょっとでイク、その瞬間タクマの指が私のあそこから引き抜かれた。

(え?)

代わりに押し当てられたのは熱い昂り。

タクマのペニスだった。

「入れるぞ」

「……ん」

恥ずかしさもあったが、中途半端に開放されない熱から逃れたくて私は小さく頷いた。

タクマのペニスが私の中に押し入ってきて、私の頭は真っ白になる。

「……!」

彼は腰を揺らし、あそこからはじゅぷじゅぷと音が聞こえた。

(あ、ダメ!今度こそ、イク!イクぅ!!)

もともとイク寸前までいた私はすぐにイッてしまい、強く締め付けられたタクマも私の中でイッたらしい。

荒い呼吸の中、タクマがそっと耳打ちした。

「いつもより感度がいいじゃないか。近くに人がいて興奮した?」

私が前を向くと、お姉さんが気持ちよさそうに寝ている。

起こしたらどうしようかと気が気じゃなかったが、それでもいつもより気持ちよくなってしまったのは事実だった。

「……少しだけ」

私は小さく答えた。

-FIN-

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