仕事のストレス発散に野外露出するのが趣味の私を見つけたのは元彼だった
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仕事のストレス発散に野外露出するのが趣味の私を見つけたのは元彼だった (ページ 1)
「よし、私も帰ろうかな」
今日は華の金曜日。
皆が先に帰るのを見送り、私は今日の為にわざと残しておいた仕事を残業で片付けていた。
時計が10時を指した頃、私はデスクのパソコンの電源を落とし帰り支度をすませとある場所へと向かった。
私は自宅の最寄りから一つ手前の駅で下車すると、スマホ以外の荷物を全て駅のロッカーに預け、私は近くの公園へと向かった。
ここは日中こそ人で賑わう公園だが、深夜は街灯も少ないために深夜ランナーや犬の散歩でも利用されず人気が全くしないこの公園は私の趣味にピッタリだから。
*****
「あー…♡やっぱこれ、最高…♡」
公園のベンチに私は着ていたコートを投げかける、私は今野外の公園で裸になっていた。
外気が私の身体を撫でていく気持ちよさと、人にバレたら人生が終わってしまうスリルで頭が真っ白になるほど興奮する。
私の趣味は、野外露出だ。
「これ知ったらやめらんないよね…♡」
自分で自分の乳首を摘んだ。それだけなのに家でするオナニーよりずっと気持ちよくて背中を反らせた。
次はどんな事しようか、乳首を弄りながら思考を巡らせていて私は気持ちよくなることに夢中になっていた。
そんな私を現実に引き戻したのは一瞬のフラッシュと携帯のシャッター音。
「きゃっ!?」
「うわ…、ほんとにいるんだ痴女とか」
ヘラヘラした笑いを浮かべながら暗がりの中から男が近づいてくる。
しゃがみこんで身体を隠した私は逃げる事も出来ずただ全身の血の気が引いていく。
通報、無理矢理、撮影、脅迫。色んな言葉が頭の中を駆け巡る。
距離1メートル、男のスマホのライトがついに私に向けられた時私達はお互い目を丸くした。
「萌奈?」
「優作さん?」
私の露出現場を抑えたのはまさかの元彼だった。
優作さんのジャケットを羽織らされて、私達はベンチで雑談をしていた。
「いやまさか萌奈が露出好きとは知らなかったなぁ」
「優作さんにはもっと真面目な女だと思ってもらいたかったんです…」
優作さんと私は同じ会社の上司と部下で、優作さんの海外栄転が決まり仕方なく別れた。
セックスは普通、可もなく不可もなく。
玩具をはじめとしたアブノーマルな事は一切やったことがない。
だからこそ、優作さんには引かれると思ったが意外とそんなことはないようだった。
「その、じつは俺も萌奈とはいろいろやってみたかったんだけど。萌奈に嫌がられたくなくてさ…」
「例えば?」
「今みたいに野外でオナニーさせたりとか?それを撮ったりしてみたかったんだよ」
優作さんの視線が私の下腹部にちらちらと刺さる。
私は私でその視線で子宮がきゅん♡と疼いた。
「え…、じゃあ今やりますか?」
「いいの?」
「優作さんなら…」
まだ好きだったせいか、見つかってしまった背徳感か、それとも。
私の大胆な誘いに優作さんは頷いた。
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