先生とあんなところでイケナイこと!声を押し殺しても先生の意地悪な指と舌で…
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先生とあんなところでイケナイこと!声を押し殺しても先生の意地悪な指と舌で… (ページ 1)
「君は残ってくれ」
そう言われてびくりと肩を震わせてしまったのがバレたかな。
「紗奈、またレポート出してなかったの?」
くすくすと笑いながら出ていってしまうゼミ仲間へ曖昧に笑みを返して、私はゆっくりと彼の方を振り向いた。
「じゃあ、圭吾先生また授業でね」
圭吾先生、と呼ばれたのはこの部屋の主である私のゼミの先生。
大学の教授の中では群を抜いて若い、そしてかっこいい。
ふわふわとした茶色がかった髪と優しく笑う目元、先生らしきメガネをかけているけれど、時々メガネを外した時なんか女子学生から歓声が上がるくらい。
授業のない時間はこうして先生目当ての女子学生たちが遊びにやってきては雑談をして帰っていく。
私もその中の1人、なんだけど…。
パタン、とドアが閉まって、さっきまでいた賑やかな女子学生達の足音が遠ざかっていく。
壁中に埋め尽くされた本が並ぶ部屋に、私と圭吾先生の2人きりになった途端に静寂が訪れた。
「紗奈…」
奥のデスクにいた圭吾先生が椅子から立ち上がる音が聞こえる。
足音も。
近づいた、と思ったらぬっと手が伸びてカチャリと鍵をかけられてしまう。
それが合図で私は圭吾先生に力強く振り向かされた。
「圭吾先生っ、んぅ…!」
いきなり口付けられて圭吾先生のぬるりとした舌が侵入してくる。
ドアに押し付けられても圭吾先生は激しいキスをやめてくれない。
「やぁっ…!先生っ…?!」
それどころか、先生の手が私のセーターの下に侵入して直接脇腹に触れてきた。
「ここっ、教授室ですけどっ?」
私は少し彼を睨みつけてうごめく手を阻止しようとした。
でも普段温厚な彼はにこりといつもの優しい笑みを返して私の耳元に顔を寄せた。
「知ってる」
「じゃあこんなことっ…、だめ…んんっ」
身をくねらせるごとに体を押し付けられたドアがガタガタと音を立てる。
「家まで我慢できないよ、紗奈」
そう低い優しい声で囁かれると、途端に私の体の力が抜けてしまうことを圭吾先生は知っている。
「ンン…、先生…」
そう、私たち2人は実は恋人同士。
昨日だって先生の家で散々抱かれたのに、先生はこうして私だけを教授室に居残りさせてはキスをしたり触れ合ってくる。
でも、今日は珍しく強引で性急だ。
「紗奈、さっきの授業で隣に座った男子学生に話しかけられてたでしょ?」
「え?」
なんのこと?と思い返してみるくらい、記憶にないことだったけど先生の目を見てまずい、と思った。
怒ってる。
「あ、あれは…ノート見せてって言われただけで」
「やたらと近かったし、何より君が楽しそうにしていた」
「見てたの?」
「見てるよ、ずっと。君しか見ていないんだから」
「ぁっ…!」
いきなりブラジャーの上から胸を強い力で鷲掴みにされてしまう。
「僕の授業で他の男と親しげに話をして…イケナイ生徒にはどうやってお仕置きしようかな」
にや、と間近で笑った先生の顔にぞくりと肌が粟立った。
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