家庭教師で大豪邸に訪れたら雇い主の息子に襲われてコイビトにされちゃいました。
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家庭教師で大豪邸に訪れたら雇い主の息子に襲われてコイビトにされちゃいました。 (ページ 1)
「すごい」
真由美は雇い主の家を見てその家の大きさに呆然と立ち尽くした。
知り合いに頼まれて名家の家に家庭教師として雇われた真由美だったが、彼女の目の前にあるのはまさに大豪邸と呼ぶにふさわしい大きさの屋敷だった。
こんな屋敷に住む人間など限られている。おそらくここに住んでいる人間はこの辺りでも有名な金持ちだろう。
(こんな家の子なら、わざわざ私に頼まなくても腕のいい家庭教師なんていくらでも雇えるはずなのにな)
そんな疑問を抱きながら、真由美がインターホンを押すとすぐに玄関の扉が開かれた。
「よく来てくれたね。どうぞ入って」
そう言って出迎えたのは真由美よりも年下の青年だった。まだ大学生くらいだろうか? しかしそれにしては随分と大人びているようにも見える。
「えっと…失礼します」
中に入ると、そこには卑猥な淫具が所狭しと並んでいた。SMプレイに使うような道具から、大人の玩具まで様々なものが置かれている。
真由美はその光景に驚きながらも平静を装う。
「私は今日ここで何をすればいいんですか?」
身の危険を感じつつ青年に訊ねた。
「僕の恋人になって欲しいんだ」
バタンッ
扉が閉まる音がやけに響いた。
「…はい?」
一瞬聞き間違いをしたのかと思ったが、青年は真剣だ。
「僕はずっと前から君のことが好きだったんだ! だから僕の恋人になってくれ!」
青年は顔を真っ赤にして告白してきた。
この人は一体何を言っているんだろうか?
当然ながらこの少年と会ったことはない。
「僕は卓也と言います。真由美さんですよね。あなたは知らなくても僕はあなたを知ってるんです。ずっと前からね」
真由美は卓也に押し倒されて手錠を嵌められた。抵抗しようとしたが、男女の力の差であえなく抑え込まれてしまった。
「大丈夫ですよ。僕の言う通りにしてくれれば何も怖くないですから」
卓也の顔は笑っていたが目のハイライトが消えていてどこか不気味な雰囲気を醸し出していた。
ゾクリと危険な予感が走る。
「僕ね、真由美さんのためにいっぱいいっぱい用意したんですよ」
卓也は大人のおもちゃの一つを手に取りうっとりそれを眺める。
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