今日も触れてもらえないのかな…諦めていた時彼が急に襲いかかってきて!?

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今日も触れてもらえないのかな…諦めていた時彼が急に襲いかかってきて!? (ページ 1)

トン、と隣にいる颯太の肩が触れ合って私は映画に集中していないことに気づいた。

颯太を見ると私に気にせずテレビの画面をじっと見ている。

付き合って1ヶ月が経った。
お互いに仕事が忙しくてこうして金曜の仕事終わりや週末のデートを重ねて交際は順調、と言いたいところだけど私には不満がある。

手は繋いだ、ハグもする、キスも…。

でもそれ以上のことはまだなのだ。

悩みを女友達に相談すると、『香奈から誘いなよ!』なんて無責任なアドバイスをもらったけれど、颯太はどう思ってるんだろう。

こうして私の家にきても夜どんなに遅くなっても泊まらずに帰ってしまうところを見ると、セックスしたくないのかな、とか私としたいって思わないのかななんて不安になる。

デートのたびに、もしかして今夜は…と期待をして勝負下着をつけるのもなんだかちょっと憂鬱になってきた。

画面の中では男女がいい雰囲気になって抱き合い始めた。

キスの音だけが響いてちょっと気まずい。

もじ、と座り直すと颯太は私の肩に腕を回して引き寄せた。

思わず上を見上げるとバチっと視線が合う。

「香奈…」

颯太の目がいつもと違う。

「颯太…ぅん…っ」

名前を呼ぶとキスされた。

それもいつもするような軽いものじゃなく、今まさに画面で繰り広げられているような舌と舌を絡める、深いキス。

「や…ぁ、ん…ンン…ッ」

あまりのがっつきように私は思わず後ずさりしてしまう。

「香奈…かわいい声出すんだね…」

ちゅ、と唇を離しながら次のキスの合間に颯太が私に囁く。

それだけで私の腰はぞわりとうずいた。

「あっ…やぁ、ん!」

部屋着の上から颯太の大きな手が私の胸を揉み始めた。

颯太の指が服の上から私の胸の突起を探し出そうとしている。

「はぁ…颯太っ…なんで?急に…」

私は思わず聞くと、颯太は困ったような照れたような顔をして笑った。

「だって、香奈…こんな格好してるのずるいよ、俺を誘ってるとしか思えない」

「え?こんなって…ひぁ…!」

颯太も見慣れているはずのいつもの部屋着をあらためて見る。

オーバーサイズのスウェットに、ショートパンツ、足が冷えるからもこもこのお気に入りの靴下。

「そんな格好で毎回隣にいられたら、我慢できなくなっちゃうでしょ」

「え…我慢してたの?」

そう聞いている間にも颯太の手は私の両方の胸を揉みしだいている。

「ずっとしてたよ。本当は最初に家に来た時にでも香奈とセックスしたかったけど…がっつきすぎって思われるのも嫌だったし…香奈も仕事で疲れてたし」

意外な告白に私は驚いた。

「うそ、私だって颯太が全然触れてくれないから…不安だったのに」

「不安?こんなにいやらしい体して俺は毎回理性を試されてたってのに?」

そう言って颯太の手がスウェットの下へと潜り込んだ。

熱い手がお腹や腰を這って、さっき服の上から触られて敏感になった私の胸へと到達する。

「すご…もうツンって立ってる」

「やぁっ、…ダメっ…ぁああっ」

かりかりと爪で引っかかれるように胸の突起をいじくられ、親指で押しつぶされるようにこねられる。

と思ったら、大きな手のひらで力強く揉んできて私は颯太の手に翻弄されてしまう。

「ああんっ…や、はぁっ、ん…」

「香奈のおっぱい、気持ちいい…」

颯太は私のスウェットをたくしあげた。

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