繁忙期、やっと訪れた休日!ゆっくりしようと思ってたのに、彼に一日中抱き潰されちゃいました…♡
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繁忙期、やっと訪れた休日!ゆっくりしようと思ってたのに、彼に一日中抱き潰されちゃいました…♡ (ページ 1)
「お疲れ様でした〜!」
まだ残業中の同僚に挨拶をして、席を立つ。
明日は、いよいよ待ちに待った休日!
ここの所、毎日の様に残業。
休日返上で出勤という、年に一度の繁忙期だった私は、ようやく手にした休日に心を踊らせていた。
明日は一日中だらだら、ゴロゴロしよう!もう、何もしない!
そう決め込んで仕事帰りにスーパーで惣菜を買い込み、帰宅した。
「ただいま〜っ!」
「おかえり」
浮き足だって帰宅した私を、わざわざ玄関までお迎えに来てくれたのは、同棲中の彼氏である翼。
手にはビールを持っていて、にっこりと微笑みながら靴を脱ぐ私を見守っている。
「ビール、おつまみも用意してるから、先に手洗っといで」
優しく労るような彼の態度に、思わず感動してしまう。
家に帰ってきて、優しい彼氏が待っててくれて、一緒に晩酌だなんて、最高に幸せ!
私の脱いだコートをリビングに持って行ってくれる、翼の優しさに感謝しながら、たっぷりの泡で手を洗いリビングへ向かう。
リビングには、翼の言う通り私の好きなお酒や好物がテーブルに並べられていて、思わず涙が出そうになった。
「翼、ありがとう〜っ!最近忙しくて家の用事も任せきりだったのに…ごめんね」
「いいって!お互い様だし。後でマッサージもしてあげるね」
デスクワーク続きで腰が痛いって言ってたよね?と優しい笑顔で言われたら、仕事の疲れなんて一瞬にして吹っ飛びそうになった。
「ほら、乾杯しよ」
翼がビールを手渡してくれて、それを受け取り2人で缶ビールを重ねて乾杯。
ごく、ごくと冷たいシュワシュワが喉を通っていく。
疲れが洗い流されていく様な感覚に、調子に乗って更にもう一本、更にもう一本と追加でお酒がどんどん進む。
翼が用意してくれたおつまみも、お酒も普段の倍以上のスピードで消費していった私は、案の定直ぐにダウンしてしまった。
「お疲れ様、未来。目が覚めたら…」
ぼんやりとした頭の片隅で、翼が何か話しかけているけど、疲れと久しぶりのお酒で重くなった身体に、どんどんその声は遠くなっていった。
結局私は、翼の言葉を聞き終える前に意識を飛ばして、泥の様に眠りに落ちた。
今思えば、この時の翼は私にどんどんお酒を勧めて来たりして、普段以上に優しくて、変だな…なんて思うけど。
この時の私は彼の異変に気づく余裕なんて、全然なかった。
*****
「おはよう、未来。よく眠れた?」
まだ寝起きで頭がうまく働かない私の上に、翼が半裸で覆い被さっている。
一体、どうしてこんなことに…?
混乱した様な眼差しを、翼に向ける。
「翼…え、なんで?」
「俺さ…ずっと我慢してたんだよね」
「え?」
「未来ずっと忙しそうだったし…だけど、俺も男だから…好きな子といて我慢するのすごい辛かった」
「えっと…?それは…え…?」
「だから…今日は、俺の好きな様に…未来のこと、抱かせて」
普段の翼とは違う、余裕のない表情。
そんな彼に呆気に取られていた私は、思わず反応が遅れてしまって…
「え…?ちょっと、翼?!…っぁ!あ…っ!」
「はぁ…っ、未来…っ」
彼の、熱い吐息がいつの間にか剥き出しにされていた胸元にかかって、伸ばされた舌が私の乳首をねっとり…と舐めあげてくる。
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