母の秘密のノートに綴られた甘く淫らな愛のレッスン。僕には美しい婚約者がいて…

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母の秘密のノートに綴られた甘く淫らな愛のレッスン。僕には美しい婚約者がいて… (ページ 1)

綾音の家から少し離れた、人気のないところに車を停めた。

暗がりの中で唇を重ね、カットソーの裾に手を入れる。

「あんっ…」

ブラのカップに指先を滑り込ませると、小さな突起はすでに硬く立ち上がっている。

「まだ、くすぐったい?」

「ううん…あっ…だめっ…ああっ…」

カットソーを捲り上げ、ブラをずらし、色素の薄い乳首を口に含んで舌で転がす。

綾音は、僕の婚約者だ。

結婚する人は若くて美しくて処女じゃなきゃ、という僕の母が、そのこだわり通りの綾音をどこからか探し出してきて、僕は一目で恋に落ちた。

スカートに手を入れ、ストッキング留めの上の太腿の柔らかい感触を楽しんだあと、ショーツの脇から指を滑り込ませる。

綾音には、僕と会う日はパンストをはかないように言ってある。

「ああっ…やんっ…」

指を挿れると痛がるので、クリトリスを指の腹でそっと捏ねる。

「あっ…ああっ…変になっちゃう…」

メッセージの着信音が鳴る。

綾音がもうすぐイってしまいそうなので、無視して続ける。

「ああっ…んっ…だめっ…あああああっ…」

綾音は首をのけぞらせ、腰をガクガクと震わせた。

メッセージは、母からだった。

今日綾音に間違った雑誌を渡したので、持ち帰って来てくれということだった。

「今日、母さんから何か渡された?」

「うん、この雑誌がそう。お祖母さまのなのかしら。70年代のスタイルブックなんて、珍しくてお宝でしょ」

綾音はイラストレーターなので、そういうものに興味があるようだ。

それで生活できるほどの稼ぎはないと言っている割には、暇さえあれば家にこもって絵ばかり描いている。

母は油絵を描いているので、なにかそういった繋がりで綾音と知り合いになったのかもしれない。

スマホが鳴った。

母からだ。

「母さん、お祖母ちゃんは?」

祖母とは、母には姑にあたる父の母で、現在入院中だ。

余命宣告はされてはいないものの、いつ急変してもおかしくないので、母から電話があると身構えてしまう。

「大丈夫、落ち着いてるわ。ところで、まだ綾音さんと一緒だったら紙袋ごと持って帰って来てくれる?」

「わかった」

綾音にその旨を伝えた。

「中身、間違ってないけどな。でも、結婚したらいつでも見られるから、お返ししといて」

綾音を家まで送り、綾音の母親と少しだけ立ち話をしてから、自宅へ向かった。

綾音の母親は、年相応の優しそうなお母さんで、会うとほっとする。

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