ランニング中に出会った憧れの人に、優しく情熱的に責められて、イかされちゃう
キャラクター設定
登場人物をお好きな名前に変更できます。
milkyに掲載の小説は当サイトが契約した作家によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。
ランニング中に出会った憧れの人に、優しく情熱的に責められて、イかされちゃう (ページ 1)
昨日まで激しく降っていた雨も止み、絶好のランニング日和だった。
今日は拓也くんに会えるかな、そう考えると、走り始めたばっかりなのに、心拍数があがる。
家から5kmぐらいのところに、大きな公園がある。
今日は仕事も休みなので、そこまで走って行って、さらに公園内の周回コースを何周か回ろうと思っていた。
拓也くんというのは、よく公園で会う私のあこがれのランナーだ。
初めて会った時に、早いペースで追い越されて、細マッチョな後ろ姿と走るフォームの美しさに見とれた。
その数日後には、道の向こうから走ってきて、今度は顔面に見とれた。
切れ長の目が涼しげで、優しい雰囲気の人だった。
歳は私と同じくらいか、少し上という感じがした。
ただ、既婚者のようなので、憧れているだけの存在だった。
私には、彼氏がいない。
職場ではサバサバ系の由衣さんと呼ばれているので、それが原因なのか、男友達とは、男同士みたいなつき合いになってしまい、いい雰囲気にはならない。
長期にわたってエッチもしてないので、もうどうやってするのかも忘れた。
これではいけないと思い、マッチングアプリで相手を探して、もうちょっとでセックスしちゃうというところで、拓也くんのことが気になって、やめた。
つき合ってもいないのに、なんでそうなるのか、自分でもよくわからない。
そうやって、したくもない相手とするより、妄想に生きる決心をして、ローターを購入してみた。
拓也くんには悪いなあと思いながらも、おかずになってもらっている。
サバサバ系の由衣さんは、ちっともサバサバしていないので、サバサバ系という言葉は嫌いだ。
公園に入ると、昨日までの雨のせいか、あちこちに水たまりができている。
周回コースのスタート地点に向かっていると、拓也くんが向こうから走ってくるのが視界に入る。
きりっとした目元と大腿四頭筋に見とれていたら、水たまりに足を突っ込んで転倒した。
水で隠れたところに、深い穴が開いていて、そこにはまったのだ。
ぐきっと足首が変な角度に捻れて、痛くて起き上がれない。
しかも、こんなところを拓也くんに、見られてしまうなんて。
*****
コメント (0)