夏祭りでナンパされて困っていた私を助けてくれたのは、超タイプのイケメンで…!?

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夏祭りでナンパされて困っていた私を助けてくれたのは、超タイプのイケメンで…!? (ページ 1)

夏祭りで私を助けてくれたのは、めちゃくちゃイケメンの男性だった。

ずっとギスギスしていた彼氏と、さっき別れたばっかり。

別れるってわかってたのに、わざわざ浴衣なんて着て夏祭りに来て…。

彼はすぐに別れ話を切り出した。

涙は出なかった。

こうなることがわかっていたから。

ただ、まさか元カレと別れて一人になった途端、ナンパされるなんて思わなかったけど。

「ねえ、君可愛いね。一人?俺らと一緒に回らない?」

「いえ、あの…」

「いいじゃん、ちょっとくらい。一人なんでしょ?」

チャラそうな集団にしつこく声を掛けられて、正直怖かった。

それを助けてくれたのが、俊。

「あ、この子俺の連れなんで」

「え…」

背の高いイケメンが、突然私を守るように現れて、肩を抱き寄せてくれた。

「チッ、なんだ。男いるのかよ。さっさと言えよ」

チャラい人たちは舌打ちして、去って行った。

「大丈夫?困ってたみたいだから…。急に触ってごめんね」

俊は、彼らが見えなくなってから、私から手を離した。

「いえ、助かりました。あの人たち、すごく怖かったから…」

「気をつけてね。夏祭りって変な奴が多いから。…て、俺も十分変な奴か」

そう言って立ち去ろうとした彼の手を、私は咄嗟に掴んでいた。

「あの…お兄さんは、一人ですか?」

「うん…実は彼女と別れちゃってさ…」

「え?」

まさか私と同じ境遇の人がいるなんて。

そこから意気投合して、気づいたら一緒に夏祭りを回っていた。

元カレとはずっと険悪な間柄だったから、こんな穏やかで楽しい時間は、本当に久しぶり。

そのうち、どんどん気分が盛り上がって…。

お酒を飲んで、酔っていたせいもあるかもしれない。

まさかあんなことになるなんて、思いもしなかった。

*****

「あっ、ああっ、あっ」

遠くで、花火の音が聞こえる。

あの音があれば、私の声なんて誰にも聞こえないかな?

でも怖いから、やっぱりもっと声を抑えなきゃ。

もし聞こえたら大変だもの。

「俊…ああっ!」

浴衣がはだける。

露わになった胸を、彼に直接揉みしだかれる。

私は、俊と一緒に、人気のない茂みの中で、互いを求め合っていた。

どちらからともなく始まった、淫らな行為。

俊の手の感触が心地いい。

元カレとは、もう随分長い間やっていない。

それもあって、私は自分を止めることができなかった。

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