付き合って初めての旅行。一緒に温泉に入ることになり彼から甘く愛撫されて…
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付き合って初めての旅行。一緒に温泉に入ることになり彼から甘く愛撫されて… (ページ 1)
「わあ~!広ーい!」
「おー、いい感じじゃん」
旅館に着き宿泊する部屋に行ってみると、まるでスイートルームのような広々とした空間が広がっていた。
テンションが上がりつつも、私は少し不安になって大翔に尋ねる。
「大翔、ここけっこうお高いんじゃ…」
「気にすんなって!初めての旅行なんだしさ」
部屋を予約してくれた彼はにっこり笑って、私の肩を引き寄せた。
「そんなことより荷物置いてさ、風呂入ろうぜ」
「うん、ありがとう!大浴場って3階だったっけ」
「いや俺が言ってるのは部屋に付いてる風呂」
「へ…?」
大翔がにっこり笑って指をさした先には、なんと露天風呂があった。
「ええええ!温泉付きのお部屋だったの!?」
私の驚いたリアクションに彼は満足そうな顔をしていた。
「いい反応だね~結衣。そんじゃ、一緒に入ろっか」
大翔の言葉に私は固まってしまった。
「一緒に!?ムリムリ!」
彼は私の手を引き、なかば強引にお風呂へ連れて行った。
*****
「なー結衣、そろそろこっち向いてよ」
「やだ!恥ずかしすぎてムリ!」
私は大翔に背を向けて湯船に浸かっていた。
髪や体を洗っているときも、彼が絶対こっちを向かないように見張っていた。
付き合って半年経つけど、私たちは今まで一緒にお風呂に入ったことがなかった。
私は自分のスタイルにあまり自信がなくて、彼に誘われてもかたくなに断り続けていたのだった。
「結衣、そんなに嫌だった?…ごめんな」
大翔は私の背後からそっと腕を回し抱きしめた。
彼の声色からしょんぼりしているのが伝わり、なんだか申し訳なくなってきた。
「い、嫌っていうか…明るい場所で見られるのが恥ずかしすぎて…」
「えー何で?」
「だって…ムダ毛とか気になるし、胸だって大きいわけじゃないし…」
自分で言いながら悲しくなってきて、最後の方は涙声のようになってしまった。
「そんなんどうでもいいわ!」
大翔は私の体をグイっと回して、正面を向かせてきた。
「きゃあっ!ちょ、ちょっと…!」
「俺は結衣とお風呂でイチャイチャしたかったし、全部見たいの!」
大翔のストレートな愛情表現に思わず顔が赤くなる。
彼は言葉に詰まっている私を見て、そのままキスしてきた。
「んっ…んんん!」
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