キスマークをつけたがるいじわるセフレと、激しく求め合った夜のお話 (ページ 2)

着ていたロンＴ、ショートパンツをするっと脱がされると私は下着だけに。
部屋にある姿見をちらっと見ると、首には真っ赤な痕跡がいくつもついている。
下着もいとも簡単に取り払われると、彼は私の体を眺める。

「やっぱ、モモの体、白くてすべすべできれい。いっぱいつけたくなる」

そう言うと、今度は胸元に吸い付く。
ふくらみの部分にちゅぱちゅぱ吸い付く様子はまるで赤ちゃんみたいだけど、そのたびに、ちょっとした痛みと、快感に襲われるから何も考えられなくなる。
ふくらみの部分ばかりに吸い付き、蕾の部分にはまったく触れてこないので、そこはつんと固く尖って主張している。

「ね…、おっぱいばっかりじゃなくて…」
「え？だってモモのおっぱい気持ちいよ？ずっと吸ってたい」
「もぉ…」

私の胸元は鎖骨のあたりからふくらみの部分まで、赤い痕跡がたくさん。
まるで赤い花びらがたくさん体の上に落ちているみたいに。
その中で、きゅうっと熱を持ち、早く触ってほしいと訴える蕾。
彼は満足げに私の体を見て、そして急にその蕾をちゅうっと吸い上げた。

「ひゃああんっ！あぁっん」
待ちわびていた突然の刺激に、嬌声をあげてしまう。

れろれろ、ちゅぱっ、ぴちゃ、くちゅ

つんと尖らせた舌で蕾を刺激しては、全部を口に含み、ちゅうっと吸い上げて、また尖らせた舌で刺激して…
十分に焦らしきったそこを執拗に攻めてくる。

「やん、気持ちいい…っ、あぁん」
びくびくと体を跳ねさせながら与えられる快感に身悶えていると、彼の唇は私のお腹の方へ。
舌でつうっとわき腹を舐めたかと思うと、またかぶりつく。
噛まれているから痛いはずなのに、痛みに犯されている自分に興奮して快感に変わってしまう。
わき腹、おへそ、お腹のあたりも真っ赤な花びらで埋め尽くされてしまった。

「あっ…んん…やぁ…っ」

彼が自分の痕跡を残すべく私の体に吸い付いている間、私はもう体をびくびくさせながら力なくあえぐだけ。
彼に吸われ、噛まれているだけで感じる体になってしまっているのだ。

彼の手は私の太ももへと伸びてくる。
ここまで攻められ続け、私の秘部は熱くなってじんじんしているが、そこにはまだ触れてもらえない。

太もももすうっと指先で撫でられ、私の体は簡単にびくつく。