幼なじみと再会!小さくて弱虫だった男の子は、ちょっと強引でかっこいい大人の男になっていて…? (ページ 2)
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連れて行かれたお店は美味しい焼き鳥屋さんで、お酒も大いに進み、話も盛り上がった。
昔を思い出して色々話すとすごく楽しかった。
「あの子今は学校の先生やってるんだよ〜」
「へー、そうなんだね」
不意に話が途切れ、彼が見つめてくる。
ちょっと酔っているのか、大きな目がなおさらくりくりうるうるしているように見える。
ドキッとしてしまった。
それを悟られないように話を続けようとすると、
「…ッ、でねっ、隣のクラスのさ…」
「結菜ちゃんってさ、俺のこと好きだったよね?」
彼が話をさえぎり、言った。
私の顔はみるみる赤くなる。
だって図星だったから。
「俺もさ、結菜ちゃん好きだったよ?」
テーブルに置いていた手を取られる。
大きくてゴツゴツした男らしい手。
昔の可愛い竜星とは全然違う。
その変化にドキドキが止まらない。
「結菜ちゃんめっちゃ可愛くなってるし。やばい」
彼が私の手を自分の口元に引き寄せ、チュッと口づけた。
ただそれを見つめることしかできない私。
心臓の音はもう、彼にも聞こえてるんじゃないかってくらい高鳴っている。
「とりあえず、もうお店閉まるみたいだしでよっか」
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店を出ると、彼はまた私の手を取り駅とは反対側の方向へ歩き出した。
「ね、ねぇ、駅あっちじゃない?」
彼は振り向くと、私の顔を覗き込み、
「結菜ちゃんもさ、俺ともっと一緒にいたくない?」
ずるい。大きな目でそんな風に見つめられたらドキドキしちゃう。
私は、こくんと頷いた。
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私たちはホテルに入った。
私はドキドキしっぱなし。
もう会うこともない、可愛くて弱虫な幼なじみだと思っていた彼と、今ホテルの部屋で、一緒にベッドに座っている。
「結菜」
急に呼び捨てされ、ドキッとして彼の方を振り向くと、唇が重なった。
お酒が入ってるせいもあって、顔が熱い。
「顔真っ赤。かわい」
「やっ…恥ずかしっ…」
顔に手を添えられ、また唇が重なる。
今度は深く、舌も唇を割って入ってくる。
ぴちゃっ、くちゅ、れろっ
彼の舌遣いに息が荒くなる。
「んんっ、はぁっ、…あっ」
唇が離れると、私は恥ずかしすぎて顔を手で覆う。
ドキドキしてどうにかなってしまいそうだ。
「顔隠さないでよ、可愛いのに」
そういうと彼はネクタイを緩め、しゅるっと外した。そして私の両手を掴み顔から外すと、持っていたネクタイで私の腕を縛った。
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