さようなら、私の愛しいキラキラ君 ― 切ない不倫の恋の行方は… (ページ 4)
「ミチさん、ミチさん、ミチさん・・・」
ミチの名前を呼びながら、タケシはありったけの欲望を注ぎ込んだ。
「あっ、あっ、あっ、あっ・・・」
ミチは本能丸出しの喘ぎ声をあげ、絶頂感で自分の秘部が締まるのを感じた。
ミチの秘部に締め付けられ、タケシは頂点に達し、ミチの上に崩れ落ちた。
ドクドクと脈打つミチの中でタケシは幸福感を感じているようだった。
ミチは自分の奥でこの上ない快感を与えてくれたタケシを愛おしく思った。
二人は抱き合い、呼吸を整えながら、お互いの体温を感じていた。
「ミチさん・・・すごく・・・よかった」
恍惚の表情でタケシが囁いた。
そのまま、タケシは力尽きて寝入ってしまった。
そのあどけない寝顔を見て、なんて可愛い男だろう、とミチは思った。
自然と手が伸び、彼の髪を撫で、頬を撫で、唇を撫でていた。
いつまでも、こうして撫でていたい、触っていたい、そしてもう一度だけ、いや、何度でも彼に抱かれたいと思った。
「彼が起きる前に帰ろう」
ミチはそっとタケシの額にキスすると、気付かれないように着替え、
ホテル代をテーブルの上に置いて、こっそり部屋を出た。
さようなら、私の愛しいキラキラ君。
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