血の繋がりがない妹の秘密を知った兄の勝手で切ない愛情 (ページ 3)

「あぁん…」

 この声。

 さっき、ドアの外で聞いた艶っぽい声。

 目の前で見る、妹の痴態。

 たまらなくなった俺は、激しく口づけた。

 そして、輪郭をたどり、首筋にも唇を這わせ、乳首を吸い上げる。

「あっ…はぁ…っ」

「もっと激しくして」

「んっ…あぁあ…っ…ふ…ぁ…っ!」

 沙耶の股間から響く振動音が、俺の言葉通りに激しくなる。

「もっと、もっと激しく。いつも自分でしてるみたいに、して見せて」

 彼女は挿入したバイブをかくかくと動かして、自分で自分を責める。

「…いつも、こんな風にしてるんだね。バイブを使って、自分で。いやらしい人だね」

 そう耳元でささやくと、喘ぎ声がさらに悩ましくなる。

 どうやら、沙耶は言葉責めというものに弱いらしい。

 俺に思いつく限りの、いやらしい言葉を投げかけてあげたい。

 言っているほうが恥ずかしくなるくらい、卑猥な言葉を―。

「見られながらオナニーして、気持ちいい?バイブが大好きなんだね。しかも、こんな大きいのを咥え込みながら感じてるの?」

 沙耶の喘ぎ声が、さらに淫らになる。

 聞いている俺も興奮してしまう。

 さらに追い打ちをかけるように言う。

「こんな姿を晒して感じてるなんて、本当にスケベだね。あそこがいやらしい音を立ててるのが分かる?バイブで中をかき回す感じはどう?気持ちいい?」

 俺は、体を離した。

 そして、沙耶の体を支えながら、左右に大きく足を開かせた。

 バイブを咥え込んだ秘所が、丸見えになるように。

「もっと激しくしなさい。この格好で、沙耶がイクところを、俺に見せて」

 いつの間にか、さん付けはどこかへ置き忘れていた。

 彼女も、俺が兄であることなど、忘れ去っているに違いない。

 でも、俺には、心に決めていることがあった。

「あぁっ…イッちゃう…!」

 息も絶え絶えといった様子で、沙耶が泣きそうな声を上げる。

「思いっきり、イキなさい」

「あっ…あっ…あぁん…あぁぁっ!」

 M字開脚したまま、あられもない声を上げて、彼女は絶頂に達した。

 ぬるり、と巨大なバイブが、中から出てくる。

 愛液が、ベッドまで滴り落ちている。

 息遣いはまだ荒いものの、沙耶は満足そうだ。

 きっと、思い切りイッたのだろう。

「男に見られながらオナニーして、イッた感想は?」

 絶頂の余韻に浸っていた沙耶は、軽く閉じていた目を、そっと開けた。

「すごく…よかった…」

 M字開脚のまま、彼女は息を整えている。

 肥大して真っ赤に充血している、クリトリスを舐めたい。

 秘所から滴る愛液を、すすりたくてたまらない。

 俺はその衝動に身を任せ、沙耶の足の間に顔を埋めた。

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