ラブグッズメーカー勤務の彼に拘束され複数のおもちゃで責められ続けて―真面目でドSな彼氏 (ページ 4)

「ねぇ……まさか、お兄ちゃんが家を出たのって」

「あぁ。親父とおふくろにうすうす感付かれたからだ」

きりっと真剣なまなざしで言われても、ぜんっぜんかっこよくない。

「はぁ……お兄ちゃんが遠くに行っちゃうって、告白前日に泣きはらした私の純情を返してよ……」

「馬鹿だな、杏は。告白してくれたから今こうしてらぶらぶで気持ちいい思いをしているんだろ。なぜ後悔している、みたいなテンションなんだ」

むっとした様子で、桃哉お兄ちゃんは拘束されたままの私をぎゅっと抱きしめる。

「それに、俺は杏が高校を卒業したら、ずっと告白するつもりだったよ」

そっと、耳元で囁く。

お兄ちゃんの真剣な声に私の心臓が跳ね上がる。

かぁっと身体が熱くなり

「杏、耳まで真っ赤」

「きゃっ」

耳たぶをはまれ、ほっぺたにキスをされた。

ぞくぞくとした快楽とくすぐったさが、背筋を駆け抜ける。

思わず肩を竦めたら、それを許さないといった様子で、桃哉お兄ちゃんは私の鎖骨を舐める。

「だから、ロリコンってのは気に入らないな?俺は大人になった杏を美味しく食べるシミュレーションは何回もしまくっていたが、先に誘ってきたのは杏の方だ」

「わ、私誘ってなんか……!」

「そうか、無自覚か……それはお仕置きが必要だなぁ」

お兄ちゃんの眼がきらりとした瞬間を、見逃すほど私はどんくさくない。

「んっ、ふぅ……!」

お兄ちゃんは私の唇を唇で塞ぐと、舌で口内をめちゃくちゃに蹂躙しながら、私の開脚されている中心に指を這わす。

「すっげぇ……あったかくてどろっどろ……ぴちゃぴちゃいってんじゃん」

桃哉お兄ちゃんは楽しそうに私にキスをしながら、何かをポケットから取り出した。

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