電話で遠距離恋愛中の彼に指導されながら鏡の前でおもちゃを使って…エッチな贈り物 (ページ 9)
ピンポーン
「…っ!?」
あと少しでイクという時にチャイムが鳴り、私の心臓も大きな音を立てた。
スマホを落としてしまい、バイブとローターからも慌てて手を離す。
けれど、こんなベビードールを着て、体中をグショグショに濡らして、紅潮した顔で、玄関に出れるはずもない。
居留守を使おう…それより声と音、漏れてなかったかな…
頭の中でグルグルと軽くパニックを起こしていたら。
カチッ…ガチャッ
「…桜!」
「………っ!!??優人!!??」
合鍵を使って桜の部屋に入ると、それはそうだろう、口をパクパクさせて声にならない声を上げている。
「な、何で…!?」
「ほんとは、さっきの電話でのアレで今週も我慢しようと思ってこないだ送ったんだけど、急遽久々に土日休みが取れたから来ちゃった。でも電話でのもやってみたかったなぁと思ってたら、マンションの下で宅急便の人とすれ違って。もしかして今開けてる頃かも…って電話してみたら…ね。」
「え、え、じゃあ…」
「うん、近くの公園に戻って電話かけてた。他の人に聞かれないかヒヤヒヤしてたけどね(笑)それより…」
俺は改めて桜を見る。
ベビードールは汗で濡れて桜の肌をより一層透けさせ、割れ目のある下着からは愛液が溢れ出ている。
さっきまで俺の指示で使っていたローターとバイブも、ぬらぬらと妖しく濡れていて…。
何より、困惑と恥ずかしさと嬉しさを孕んで俺を見つめる桜の表情が堪らなく可愛くて、もう本当に我慢の限界だった。
「桜、寂しい想いさせてごめんな。あと…すっごい興奮した。」
「えっ、あ…もぅ、優人のばかぁ…」
照れて真っ赤になる桜を抱きしめる。
「ね、続き、しよ?今度は直接お互いの顔を見て声を聞いて触って…さ」
「ん…」
3ヶ月ぶりの桜の唇は柔らかく、ベッドになだれ込むとすぐに深く求め合い始めた。
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