声を聞くだけでカラダが反応するから…イメージで繋がるテレフォンセックス (ページ 4)
『変なことって何?』
「……」
『教えて?』
「それは…」
『多分、俺も同じこと考えてる。でも、間違ってるかもしれない。だから答え合わせしよう』
私にも分かった。
昌也さんの予想は、きっと間違ってない。
私達は、同じことを考えているって。
そう思ったら、少し安心した。
「……エッチなこと」
『エッチなこと?』
「はい…」
『じゃあする?』
え…?
『電話で、しよっか』
「い、今から…ですか?」
『勿論』
「あの、わ、私……」
『うん』
どぎまぎする私の返答を、昌也さんはちゃんと待ってくれる。
「そ、そういうの……初めてで」
『大丈夫。俺が教えてあげるよ』
昌也さんが教えてくれる、エッチなこと……拒める訳なんてない。
「はい」と言って、目を閉じる。
瞼の裏に映った昌也さんが、私の頭をポンポンと撫でてくれた。
コメント (0)