同窓会で再会したイケメンに激しく求められて!そんなに突かれると、すぐイっちゃう!
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同窓会で再会したイケメンに激しく求められて!そんなに突かれると、すぐイっちゃう! (ページ 1)
(結局この前も、部屋に行くの断っちゃった…。桐生くん、気を悪くしちゃったかな)
桐生くんは元同級生のさわやかなイケメン。
同窓会で再会したときに、なぜか意気投合して、連絡先も交換して…。桐生くんと私、美羽が彼氏彼女の関係になって、もう何か月もたつんだけど…。
私たち、恋人同士になってからも、まだエッチしてなかったりする。
原因は…私が元彼とのエッチの相性がよくなかったせい。
前の彼氏と同じように、体の相性のせいで関係がぎこちなくなったり、疎遠になってしまうのは、いや。
だからといって大人の男女が、そういうことしないのは…。
(桐生くん、いつも私にやさしいけど、やっぱり内心不満だったりするのかなぁ。態度に出さないでいるだけで…)
今日はこれから桐生くんとデートだというのに、私の心はうれしさよりも不安でざわめいていた。
*****
「美羽!」
待ち合わせ場所のカフェ。桐生くんは私よりも先に到着していたみたい。
すぐに私に気づいたようで、このお店に入って即、声をかけられる。
「桐生くん…」
今日も桐生くんは、かっこいいなと思いながら「待たせちゃった?ごめんね」と告げ、私は席についた。
桐生くんは「まだ待ち合わせの時間になってないよ。俺が美羽に会いたかったんだから、あやまらないで」って、おだやかにほほえんだ。
その笑顔に私の心がキュンと熱くなる。
(私、桐生くんのこと、会うたびに好きになってる。だからこそ…もうこの恋は失敗したくない)
注文したコーヒーを飲みながら、そう思っていると、桐生くんは私が何かに不安になっていると気づいたのだろうか。
私の顔を正面からのぞきこみ
「何か、悩んでることある?俺でよかったら聞かせて」
って、ささやいた。
胸に響くあたたかな声色が、硬くなっていた私の心をときほぐしていく。
この人とならば…元彼との失敗を繰り返したりしないはず。
自分の心の中にそんな気持ちが芽生えていくのを私ははっきりと感じた。
「あのね、私…」
「ん、美羽。なに?」
「今日は桐生くんの部屋で、すごしたいな…」
内気な私としては、一世一代の積極的な言葉だった。
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