雨の中でのキスから始まる幼なじみとのラブホテル。乳首ばっかり責められて…こんなつもりじゃなかったのに

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雨の中でのキスから始まる幼なじみとのラブホテル。乳首ばっかり責められて…こんなつもりじゃなかったのに (ページ 1)

視線の先に雨宿りをする幼なじみを見つけた。幼なじみのユウヤは背が高くてよく目立つ。
思いっきり雨予報だった今日に傘を持っていないなんてアイツらしいなと笑みが溢れてくる。

「ねぇ、傘ないの?笑」

ニヤニヤと意地悪く声をかけてみた。

「ちょうど傘持ってる美人探してたんだよね」
「じゃあ私はお呼びじゃないねーばいばい」
「おいおい、置いていくんじゃねーよ」

入れてあげるなんて言ってないのにユウヤは腰を屈めて私の傘へと入ってきた。

「降水確率90%でなんで傘持ってこないのよ」
「10%に賭けた!」
「バカすぎる」

思いっきりばーかばーかと悪態つきながらも笑い合う、幼なじみならではの空気感が心地よい。

その瞬間、急な突風に私の傘はあっという間に飛ばされて…

「あ」

2人顔を見合わせて、お互いのびしょ濡れの姿を笑った。さっきまで人の事を小馬鹿にしていただけに余計にずぶ濡れの自分が笑えてくる。

笑ってたはずなのに急にユウヤが真顔になるから、つられて私も真顔で見つめ返していた。

「アヤ…」

私の名前を呼んだ唇がそのまま、近付いてきて、私の唇に触れた。

「あっ」

びっくりして声を出したのがよくなかった。
簡単に舌が入ってきて、これじゃすんなりユウヤの舌を受け入れたみたいじゃない。

そんなつもりじゃないのに。

びしょ濡れのユウヤが同じくびしょ濡れの私を抱きしめて、舌を絡めてくる。
なんで、なんで、どうしたのー!って軽くパニックになりながら。

「んん、やっ、待って…」

ようやくそう言葉にできた時には、心臓が雨音に負けないくらいドキドキしてた。ストレートに言うとすっかり欲情してしまっていた。

「ね、人が見てる…どっか入ろ」

「え、それって」

「このままじゃ風邪ひくし!別にそういうんじゃないからっ!」

強がってみたけど、たぶん見透かされてる
ずっと友達だったはずなのに、急にキスされて、でも不思議と違和感は少なくて。

自分でも気付かないうちに、ユウヤのこと、男として見てたんだな。

すんなりとユウヤを受け入れた私をどう思ったんだろう。軽い女って思われたのかもしれない。

ユウヤがどんな顔で私を見てるのか知るのが怖くて前だけ見て歩いた。

駅の近く、ちょっと道をそれると安っぽいラブホがある。そこを目指した。
雨で冷えた身体を癒すためだと自分にも言い聞かせて。

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ぅさとむさ

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