前から後ろから抱きしめられて…幼なじみの兄弟に挟まれてラブラブ3P開始!?
キャラクター設定
登場人物をお好きな名前に変更できます。
milkyに掲載の小説は当サイトが契約した作家によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。
前から後ろから抱きしめられて…幼なじみの兄弟に挟まれてラブラブ3P開始!? (ページ 1)
私には幼なじみがいる。
隣の家に住んでいる兄弟で、お兄ちゃんは私より一つ年上、弟の晃くんは私の一つ年下。
三人とも年齢が近くて気が合うから、大人になった今でも家族ぐるみで仲がいいのだ。
そんな二人から、子供の頃からずっと言われ続けてきた言葉がある。
それは…。
「千佳ちゃん、俺と結婚しよ?」」
「いや、結婚してください!千佳さん」
「…変わらないね、二人とも」
そう。何十年も前からずっと「結婚しよう」と言われ続けているのだった。
母親曰く、小さい頃「二人のお嫁さんになる」と言ったことがあるらしく、兄弟はずっとそれを覚えていて本気にしている…というわけだ。
正直自分は覚えていないんだけど…。
「二人とも優しいしイケメンだから、私なんかよりも魅力的で素敵な結婚相手がいるってば」
いつものようにそう返ずが、ずいっと二人は距離を縮めてくる。
「俺は千佳ちゃんがいい」
「俺だって千佳さんがいいです」
「もう、だから…」
「千佳ちゃん、結婚を前提に付き合ってる人は?」
「い、いないけど…」
「じゃあ俺たちは?」
「俺、千佳さんを幸せにする自信ありますよ」
そう言うと、晃くんは私の左手、お兄ちゃんは私の右手の甲へ唇を落としてくる。
「ふ、ふたりの気持ちは嬉しいけど、で、でも…ほら、二人と同時に付き合うのは無理だし…?ね?」
一度に二人の男性と付き合うなんて、よくないことだ。そう正論を述べると、二人は顔を見合わせた。当然だ。
このまま諦めてくれるに違いない。そう思った……の、だが。
「俺は別に構わないけど」
「俺も兄貴と同時に付き合っても千佳さんへの気持ちは変わらないです」
「ちょ…っと、待っ」
「とりあえず、体の相性を確かめてから俺たちと付き合うか考えるっていうのは?」
「ぇ…」
「千佳さんの嫌がることは絶対しませんから」
「ぁ…」
いい感じにアルコールがまわっていたからかもしれない。
正常な判断ができなくて、私は大好きな二人の手を拒むことができなかった…。
コメント (0)