幼馴染の執事は、ドレスを着た私の姿に嫉妬の炎を燃やして…独占欲をむき出しにした執事に襲われる (ページ 4)
「唐草、私の事好きだったの?」
「…悪いかよ」
目を冷ました時、私はベッドの上にネグリジェを着た綺麗な状態で寝転んでいた。
全身の倦怠感を感じながら、部屋のすみで小さくなっている唐草を呼び寄せ一緒に寝るためにベッドに倒した。
「ヤキモチやいてたからあのドレス駄目って言ってたの?」
「そうだよ」
行為が終わったのに敬語に戻らなかった唐草が嬉しくて何度も話しかけた。
「じゃあ好きって言ってよ。そんな遠回りしてないでさ」
「…好きだよ、花火の事が。好きなんだ。愛してるんだよ…」
いつも無表情な唐草の頬が赤くなった。
今度は私から唐草の唇を奪う。
「私も唐草の事ずっと好きだったよ」
唐草は優しく笑って私を抱きしめた。
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