半ば無理矢理…突然さらわれた私は知らない美形男子二人に抱かれてしまいました! (ページ 4)
その優しい声音とは対照的に、力強くこじ開けるように中に入ってくる。
もちろん痛みを伴ったが、それ以上の快感が全身を駆け抜けた。
「いっ…あ、はあぁっ」
「痛かった? 顔、ちょっと歪んだね?」
同情のような、しかしその感覚を愉しんでいるような表情をする櫂十。
その様子を見た私はこの人は少し常識とはズレているんだと感じた。
「早速だけど…激しくしちゃうね」
言うと、その言葉通りに膣内を激しく擦られる。
その動きに連動して、私の腰も一緒に動いてしまう。
「はうぅ…んっ」
「あ、もしかしてこういうの好きなタイプ?」
ふるふると首を横に振り、否定する。
だけど櫂十は「嘘だよ」と言って、男根をさらに奥へと突っ込む。
それがもたらす快楽が、私をしっかりと捕まえて離そうとしてくれない。
「はっ、あっ、あぁっ」
「ほーら、気持ちいいんだ」
櫂十はそう笑いながら、腰の動きをさらに早める。
その腰が何度も私の身体とぶつかり、乾いたような音をリズムよく奏でる。
何で、こんな目に遭わなくちゃいけないの。
そう思う自分はその時だけはほとんどいなかった。
気が遠のきそうなほどの快楽をもたらされ、私はただ時がここで止まればいいのに、と願っていた。
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