マンネリ気味の旦那さんとのエッチ。だけど今日は大人のオモチャを使うことになって!?
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マンネリ気味の旦那さんとのエッチ。だけど今日は大人のオモチャを使うことになって!? (ページ 1)
「智花、今日はいつもと違うことをしてみない?」
旦那さんの翔太さんのそんな一言から、その夜は始まった。
「いつもと違うこと?」
「うん。ほらだって…最近ちょっとマンネリ気味でしょ?」
結婚してもう三年。翔太さんは穏やかで優しくて、なんの不満もない日々だった。
だけど、ほんの少しだけ刺激が足りないと思ってはいた。
格好いい彼の顔にも慣れてしまったし、日常生活は単調で、あまりドキドキを感じることはなくなっていた。
そう思っていたのは事実で、翔太さんの言葉が気になって、私は戸惑いながらも頷いていた。
「違うことって、何してみるの?」
「実はこれ、買っておいたんだ」
「え!? これって、…大人のオモチャ?」
翔太さんが小さな段ボールの箱から取り出して見せたのは、大人のオモチャ。
しかもなかなか大きくて存在感のあるものだった。
握りこぶしより少し小さいサイズの灰色のヘッドに、白い持ち手がついた、いわゆる電マだ。
迫力のある見た目にたじろぐと、翔太さんは安心させるようににっこりと優し気な笑みを顔に浮かべた。
「大丈夫だって。マッサージ器みたいなものだし」
「う、う~ん」
「怖ければ途中でやめればいいから、ね?」
「じゃあ、いいけど…」
「良かった。じゃあ今日は、ゆっくり楽しもうね」
翔太さんが嬉しそうに笑う。
その時の私は、マンネリを解消して夫婦仲がもっと良くなればいいな、程度しか考えていなかった。
*****
お風呂を済ませてパジャマに着替えると、寝室に入った。
いつもと同じだけど、ベッドの上であぐらをかいた翔太さんの手にした電マに、ドキリと心臓が高鳴る。
「…なんか緊張するね」
「大丈夫。リラックスしてよ」
おずおずと彼にくっつくと、髪を優しく撫でられる。
大きな翔太さんの手が背筋に滑り、私を落ち着けるみたいに何度も背中を往復した。
「大好きだよ、智花」
「んっ、…っ、」
彼の顔が近づいてきて、唇にそっとキスを落とされる。
柔らかい唇の表面を、何度も擦り合わせ、それから口の中に舌が入り込んできた。
ぐち、ぐち、と唾液を混ぜられる卑猥な音が寝室に響いて、ほんのりと羞恥心を煽られた。
キスですっかりとろとろになってしまった私を、翔太さんはゆっくりとベッドに横たえた。
「ね、電気消して?」
「駄目だよ。智花が気持ちよくなるところ、全部見たいもん。いいでしょ?」
くすくすと笑いながら、彼は電マのスイッチを入れた。
ヴゥン、と低い音が空気を震わせる。
「まずは弱で…ここから」
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