仕事で忙しい日々を送っているある日、同棲中の彼が嫉妬してしまって…!?
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仕事で忙しい日々を送っているある日、同棲中の彼が嫉妬してしまって…!? (ページ 1)
私の名前は真結。
大手広告代理店に勤めるキャリアウーマンだ。
仕事は大変なこともあるけれど、最近大きな仕事を任されたり、部下ができたりして、充実した毎日を送っている。
「ただいま~。遅くなってごめんね」
「おかえり。ご飯できてるよ」
「ありがとう!慎司」
同棲中の慎司は、フリーライター。
在宅で仕事をしているということもあって、いつも料理を作ってくれている。
私ももうちょっと家事しなきゃなとは思っているんだけど、今は慎司の優しさに甘えてしまっている状況だ。
「わあっ、今日も美味しそう!いただきます!」
慎司の手作り料理を食べて、お風呂に入ってソファで寛ぐ。
この時間が堪らなく幸せだ。
スマホをいじってごろごろしていると、ピロンと着信音が鳴った。
部下から仕事のメールだった。
「あ~あ、明日にしてよね~」
「いいんじゃない?見なかったことにしたら」
「ん~、でも気になるから。えっと、資料は…」
ソファに座ったまま鞄を漁っていると、慎司に手を掴まれた。
「慎司?どうしたの?」
「…その部下って、男?」
「え?う、うん。まあ、男だけど…」
「仕事を頑張ってる真結のことは応援してるよ。ようやく大きな仕事を任されたって報告してくれた時も、嬉しかった。でも…」
慎司は私の手を掴み、そのままソファに押し倒した。
「毎日そいつと一緒にいるって考えただけで、気が狂いそうになる」
「た、ただの仕事仲間よ?もしかして慎司、嫉妬してる…?」
「してる」
熱い吐息が、首筋にかかる。
チュッと強く吸われて、思わずあられもない声が出た。
「あっ、あんっ、待って慎司。仕事が…」
「今は、仕事より俺を優先して」
「あっ、ああっ」
ネグリジェを脱がされ、素肌にキスを落とされていく。
キスマークが残るように強く吸われて、その度に感じてしまう。
まるで、自分の物だって印をつけていってるみたい。
いつも優しくて滅多なことじゃ怒らない慎司が、こんなに嫉妬しているなんて…。
情熱的で余裕のない表情で見つめられると、体がどんどん熱くなっていく。
私はぎゅっと目を瞑り、彼から与えられる快感をただただ受け入れた。
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