下着姿で誘惑するも、ドSに変身した彼に焦らしプレイをされておねだりをしてしまう私

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下着姿で誘惑するも、ドSに変身した彼に焦らしプレイをされておねだりをしてしまう私 (ページ 1)

「だーかーらー、別に普段のデートとか特に不満があるわけじゃないんだけどー」

「じゃあなんなのよー!?あんなにやさしい彼がいるっていうのに、あんた贅沢すぎ」

私には同じ職場で働く1つ下の彼氏がいる。

ちょうど今、友人にその彼氏について相談をしている最中だ。

「うーん、贅沢だよねぇ…。でもこんなこと相談できるのはあんたしかいないの!」

私はそういって、小声で今悩んでいることを打ち明けた。

「その…、夜の方のことなんだけど…」

「は?夜の方って…。あー、なるほどねぇ。彼、上手じゃないんだ」

友人は身体の相性って大事だからねーと他人事のように呟いている。

「違う違う!下手とか、相性が悪いとかそういうことじゃなくて!」

「じゃあ、何よ」

「その…。彼って、見てのとおりシャイじゃない?それで、夜の方も、優しすぎるっていうか…、ワンパターンっていうか…」

「ふーん、もっと刺激がほしいわけだ」

友人はからかうように笑いながら答える。

「もう、真剣に悩んでるのに…」

「ごめんごめん。彼がシャイで優しすぎるっていうなら、咲月から積極的にいかないとね」

「えっ、私から?」

「そう、例えば、彼に焦らしプレイしてみたら?そしたら、彼の方も我慢できなくなって熱い夜を過ごせるかもよ」

焦らしプレイか…。私から頑張ってみようかな。

友人は冗談半分で話したのかもしれないが、私は真剣に次のデートでどう行動に移すかを考えた。

*****

次の週末、私は俊とデートをしていた。

買い物をして、夜ご飯を一緒に食べようという話になり、いつも通りデートは楽しく過ごしている。

私の長い買い物に付き合ってくれて、荷物も持ってくれる。相変わらず優しくて完璧な彼氏だ。

「咲月さん、今日俺のアパートに泊まっていく?」

夜ご飯の最中、彼の方から誘ってくれた。

「あっ、泊まってもいいの?じゃあ、お言葉に甘えてお邪魔しようかな」

「うん、仕事もお互い休みだし、咲月さんとゆっくりしたいな」

職場の先輩・後輩ということもあってか、俊はいまだに私のことをさん付けで呼ぶ。

自然に会話をするように心がけていたが、私は内心お泊りできることが嬉しくてドキドキしていた。

そして、今日こそは私から積極的に俊を誘ってやるんだと意気込んだ。

*****

俊のアパートに着き、先にお風呂どうぞと言われ、軽くシャワーを浴びに行く。

今日は下着もお気に入りの可愛いものをつけてきたし、大丈夫。

シャワーを浴びている間、俊を上手にベッドに誘えるかということばかり考えてしまい、気が気でなかった。

作戦としては、まずシャワーを浴び終わったら私は下着姿で先に寝室のベッドに潜り込む。

次に俊がシャワーを浴び終えたタイミングで寝室に呼び出し、下着姿で誘惑する。

私から下着姿で俊の前に出たことなんてないし、きっと効果はあるはず!

頑張って愛が深まる夜にするんだと自分に言い聞かせ準備をした。

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