お迎え棒エッチが予想以上に気持ちよくって、エロくて幸せな出産になりました
キャラクター設定
登場人物をお好きな名前に変更できます。
milkyに掲載の小説は当サイトが契約した作家によるオリジナル作品であり、著作権は当サイトにて保持しています。無断転載、二次利用は固く禁じます。不正な利用が確認された場合、法的措置を取らせていただきます。
お迎え棒エッチが予想以上に気持ちよくって、エロくて幸せな出産になりました (ページ 1)
「保険証よーし。入院グッズよーし。カーナビよーし。すべて準備よーし」
夫の陸は、朝から指さし点検を何回もして、落ち着きがない。
今日は私の出産予定日で、陸はずいぶん前から申請して有休をとっている。
そんな予定日ぴったりには生まれてこないよ、とは言ったのだけど、ずれたら有休も取り直せるけど、出産の日には絶対に休むって意思表明を早めにしておくことが重要なのだと言って、さっさと申請してしまったようだった。
1週間前の健診で、まだ赤ちゃんが降りてきていない、と医師に言われたので、遅れるかなと思っていたけど、予定日になっても出産になる気配はなかった。
ゆっくりとふたりで朝食をとり、病院に行くことも考えてシャワーを浴びた。
入院準備も完璧だ。
この後することと言えば…。
臨月に入ったころから、なぜかムラムラとエッチしたくなって、身体が疼いてしまっている。
妊娠中はエッチしちゃダメってわけじゃないけど、イったあとに子宮がきゅっと収縮して固くなるので、赤ちゃんが苦しくなっちゃうような気がして、ほとんどしなかった。
その反動が、臨月に押し寄せて来るのか?
「ねぇ、陸…」
「どうしたの? お腹痛くなってきた?」
陸が、心配そうな顔で私を見る。
あぁ、やっぱり自分から誘うのは恥ずかしい。
「ううん、お腹は大丈夫。この前の健診のときに助産師さんがね…」
他人をだしにする作戦。
「ああ、呼吸法ちゃんと練習した? 出産の当日になるとパニックになるから、もう1回練習しとこうか」
それじゃない。
いやもう、はっきり言おう。
「ね、エッチしたくない?」
「いや、俺はいいよ」
なぜそこで遠慮?
「私がしたいの…ね、もう予定日も来ちゃったし、したほうが陣痛も早く来るかも」
「そっか、美咲がそう言うなら…お迎え棒エッチ、しよっか」
そういえば、妊娠したばっかりのときにそんなものがあるって話をしたっけ。
赤ちゃんがなかなか出てきてくれないときは、エッチをするとそれが刺激になって、お産が始まることがあるらしい。
それにしてもお迎え棒って…。
誰が考えたのか知らないけど、変なネーミング。
コメント (0)