意志の弱い私に彼が完全命令モード!好きな人に言われるがままの従順エッチ (ページ 3)
その言葉に私は目を見開いた。
「ずっとして欲しいなとは思ってたんだけど。愛莉があんまりそういうの好きそうじゃないかなって敬遠してたんだよね」
でも今は、命令できるから言ってもいいかなって。そう海翔は優しく笑った。
「え、あの、その…」
「大丈夫、手ほどきはしてあげるから。お前はその通りにやってくれればいいよ」
言って、海翔は自らのベルトに手をかけた。ベルトを外しボトムを脱ぐと、普段は目にしないように避けていたものが現れる。
「これを今から、お前が舐め回すんだよ」
その言葉にドキリ、とする。過去に全く経験のないことに尻込みする私。しかし、そんな私に追い打ちをかけるように海翔は言った。
「俺のこと、好きならできるよね?」
海翔のことは好き。でも、こんなことするなんて…。ううん、これも優柔不断な自分を直すため。そのために、海翔は言ってくれているんだ。
私は、おそるおそる海翔の男根を握る。それと同時に漏れた、海翔の声がとても色っぽくて。私のちょっとしたサディスティックな部分が、さらに聞きたいと訴えてくる。これに触れたら、彼の声がもっと聞ける…かも。そんな衝動に駆られて、私はまずはちゅっと男根に口づけた。
「…っぁ、それ、いい…」
いつもよりも高い声音で嬌声をあげる海翔。その声が、いつもより心地良くて。何よりも余裕のない彼が、とても愛らしかった。
もっと、もっと。
彼が私で感じる声を、聞いていたい。
「私、目覚めたかも」
「え、何に…?」
「海翔の感じる声に」
海翔はきょとんとしていて、だけどすぐに微笑んだ。どうやら、今の発言がかなり意外だったらしい。
「そっか。じゃあ、もっとして?」
「うん」
言われて、私は彼に言われるがままに従っていく。先端から根元へ男根に唇を滑らせ、それから舌全体で舐めていく。
「ん…っふ、お前、初めてするとは思えないな…」
「海翔がそうさせてるんだよ」
「はは。…はぁ、本当に気持ちいい」
海翔はあまりの快感からか、天井を仰ぐ。
「ねぇ。全部、くわえてよ」
海翔の甘えるような命令に、私は黙って従う。見た目よりも大きな男根に、かなり苦戦した。くわえたときの小さな水音さが、艶やかに感じてしまう。
「愛莉が、俺のをくわえてくれて…嬉しい」
「んぅ、ふっ…んくっ」
初めてなりの必死さで、彼を気持ちよくしようする私。口の中は苦しいし、未知の感覚に羞恥心を感じる。でも、その一方で海翔は気持ちよさそうに喘いでいる。
「あぁ、やば…自分でする何倍も良すぎて…もっ、出る…!」
彼が気持ちよさそうにしてくれるのが、何より嬉しい。もっといい顔をさせたくなる。好きな人に奉仕するって、こんなにもイイものなの…?
「愛莉。俺の、飲んで…!」
そう言うと同時に、口に何かが放たれた。中の物を出してみると、そこには白濁した液体が。
「はぁ、はぁっ…思いきり、出しちゃったね」
海翔は息を切らしそうになりながら、ふにゃりと笑っている。
「…これ、海翔の…」
続きは恥ずかしくて、とても言えなかった。でも海翔はうん、と穏やかに言う。
「次は、愛莉の中に入れるよ」
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