クンニと指入れと焦らしで責め続けられ、私は思わず腰を揺らして彼を欲してしまう

ぴちゃぴちゃと、犬が舌で水をすくうような音が、私のアソコから鳴っている。

「んっ、ひぁ、凌久、あんっ、そこ、やだぁ…っ」

　彼の頭を手で押さえながら言っても、アソコに荒い息が吹きかかるだけだ。

　べちゃべちゃに濡れた私の秘部。あふれ出る愛液と、彼の唾液が混ざり合っていやらしい水音になっている。

「ああっ…」

　ぬちゅ、と深く入り込む彼の舌。私は胸を波打たせて喘いだ。

　粘膜を介して感じる、彼の熱。
　それがまだ性器ではないことが、これからの行為を考えさせて子宮がジュンと痺れた。

「ん…あ、…は、あ…」

　膣壁の粒を、ひとつひとつ堪能するかのように、舌先がゆっくりと出入りする。

「ひんっ」

　れろんっと、アイスクリームを舐め取るように、舌が膣から外に出た。

「奏のここ、どれだけ舐めてもどんどん溢れてくるね」
「だって…」
「うん？」

　彼はいたずらに微笑みながら、また顔を秘部に潜らせた。

「ッア、んんんんっ」

　肉の花弁を指で開かれ、クリトリスにキスを落とされた。　そして鬱血痕をつける時のように、じゅっと強く吸ったのだ。

「んっ、んううっ」

　じゅうっ、ちゅぷっ、と吸っては離れ、吸っては離れと、何度もクリトリスに刺激的なキスをされた。

　腰を反り天井を見上げていた頭をガクンと落として、彼の口元を見た。
　普段は皮を被っている豆が、ぶっくりと膨らんで勃起しているのが見えた。

　彼は見せつけるように、舌を伸ばしてチロチロとクリトリスを舐め揺すった。

「あああう…ッ」

　私は腰をしならせ、どうにか快感から逃げようとした。
　でも少し離れただけでアソコは切なくなり、私の腰は言うことを聞かずにまた彼の口元に秘部を押しやった。

「奏のエッチな汁でシーツがびしょ濡れだ」
「う、いいから、あした洗うから、ねえ、凌久…っ」
「なに？　ちゃんと言わないとわからないよ」
「わかってるくせに、ぃ、んあぁッ」