店員さんから催眠術をかけられて、恋人同士だと思い込まされてしまいました (ページ 3)
「はあ…はあ…」
肩で息をしていると、御子柴さんがペニスを取り出すのが見えた。
「いや、それだけは止めて下さい!」
「おや、どうしてですか?」
「ど、どうしてって」
「だって僕たち、恋人同士じゃないですか」
御子柴さんの言葉に頭が混乱する。
けれど、それもすぐに収まった。
そうだ。どうして忘れていたんだろう。私と御子柴さんは恋人同士なのに。
「僕は犬塚さんのことが好きだし、犬塚さんも僕のことが好き。そうですよね?」
そう、大好き。愛してる。だって私達は恋人同士だもの。
「じゃあ、いきますね」
御子柴さんは私の両脚を広げて腰を掴む。
そして、一気に奥まで突き刺した。
「ああっ!」
瞬間、視界に星が飛び甘い痺れが体を駆け巡る。
「あんっ!はぁ…ん、ん!」
「すごい締め付けですねっ」
パンパンと打ち付けられる度に肉同士がぶつかり合う音が部屋に響く。
「あっ、あっ、あっ、あっ!」
「犬塚さん、気持ち良いですかっ」
「ひゃいっ、気持ちぃ…気持ち良すぎるぅっ」
「本当に可愛い人ですね、君はっ!」
さらにピストンが激しくされる。
意識が白濁してきて、何も考えられなくなった頃に御子柴さんの動きが止まると同時に中に熱いものが注ぎ込まれるのを感じる。
それと同時に私は果ててしまう。
「はぁ…はぁ…」
肩で息をしながら、まだ快楽が抜けない。
でも私は幸せな気持ちでいっぱいだった。
だって恋人と気持ちのいいエッチをしたのだから。
御子柴さんが私ににっこり笑いかける。
「それじゃあ、今日からよろしくお願いしますね、犬塚さん」
「はい」
あれ、今日から?
そんな疑問が頭に浮かんだけれども、まあいいかと私は気にしないことにした。
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