再会した人は…一時期おにいちゃんと呼んでいた初恋の人だった!
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再会した人は…一時期おにいちゃんと呼んでいた初恋の人だった! (ページ 1)
「思ってたのと違った…」
何回、そんな言葉を聞いただろう。
もう、面倒だから20代半ばおひとり様を楽しんでいた。
しかし、学生時代の恋愛体質の親友はそれを許してはくれなく、いろんな合コンに私を引っ張り出した。
彼女に彼氏ができてから、これで引っ張りだされることもなくなると一安心していたが、私の目論見は外れてしまった。
今日もまたそんな彼女に呼び出されているのだが、そこで紹介された男性…
私は彼を知っていた。
*****
「こいつから彼女の友達の名前が柚花だって聞いて、もしかしたらと思っていたら…」
そう言いながら私のブラウスのボタンを外しながら、一時期、お義兄ちゃんと呼んでいた人が私の耳元でそう囁いた。
彼は私が中学生だった頃、母が再婚を考えていた男性の息子だった。
一時期は試しに一緒の家に住んでいたが、いろんな事情で母がその男性と再婚することはなかった。
「あの頃のように翔おにいちゃんって言ってくれないの」
「ちょっとやめて!ぬ、脱がさないで…」
ブラウスをはぎ取られブラ越しから胸を揉まれ、私はここが先ほとまでいた店内でないと気づく。
翔おにいちゃんに再会し、気が動転していて今日はついつい飲みすぎてしまったらしい。
「あの頃から、おにいちゃん止めて!とか言わせながらアンアン言わせたいって思っていたんだよな…」
そんな事実聞きたくなかったと思いながら、なんとかこの場を切り抜けようかともがいてみたが無理だった。
「ヤダ!変態!止めろって言ってるでしょ!」
「そうそう、可愛い見た目と裏腹にその気の強いところ…その出鼻を犯して鳴かせてみたいってよく妄想したよなー」
えっ、そうだったの…あの優しくて格好いいおにいちゃんが…私の初恋の人が、そんな風に思っていたの?
慣れた手つきで私の服を取り去り、自分もパパッと裸になる。
引き締まった身体の線にあの頃では感じなかった男を感じた。
「なに、マジマジ見てるの?」
「おにいちゃん、成長したねー」
やられっぱなしで癪(しゃく)に障る。
私は、彼が呼んでくれといったキーワードを彼に向かって言った。
*****
「ヤバい…柚花、俺歯止め効かなくなるかも…」
私の唇に食らいついてきた。
丁重な舌遣い、それに反して私の身体を弄る手は待ちきれないばかりと荒々しく胸を揉み、潤っている中心部へとたどり着く。
「もう、濡れてる…」
「あの頃、おにいちゃんが思ってたように、私も翔が…」
好き…と、いう言葉はズシンと響く中心部の衝撃で、かき消される。
歯止めが効かなくなるというのを身体で実感した。
次の日…
冷静を取り戻した翔に謝られ、長いことの両片思いが実ったが…
彼の方がこじらせ過ぎて、付き合うと決まった時点でまた襲われた。
散々身体を翻弄され、ちょっと早まったかな、なんて思ってしまったのは、翔には秘密にしておこう…
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