「…恭?」
「雛子…欲しい?」
「…………」
「顔真っ赤にしてもダメ〜。欲しいならちゃんと言ってごらん?」
(そ、そんなの)
「恥ずかしいっていうのはナシだよ?」
雛子は恥ずかしさのあまり涙目になるが、恭は昔から一度こう!と言い出したら絶対に引かないのを知っているため、毎回こちら側が折れるしかないのである。
「………………ほ、欲しいです」
「えっ?聞こえないよ〜?」
「恭のが…欲しいですっ!」
すると恭はニンマリ笑うと、雛子のおでこにキスをする。
「はい、よくできました!」
すると、恭は立ち上がり近くのソファに腰掛ける。
「…じゃあ、ご褒美に自分で挿れてごらん?」
「なっ!!?」
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